独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月21日、非接触型ICカード技術FeliCaの一部のICチップにおける脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。アンノウン・テクノロジーズ株式会社の切敷裕大氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
2017年以前に出荷された一部のFeliCa ICチップ
ソニー株式会社より2017年以前に出荷された一部のFeliCa ICチップでは、暗号処理プロセスにおいて特定の操作を行うことにより、本来のセキュリティ強度が低下する事象が発生し、本脆弱性を悪用された場合、ICチップ内のデータの読み取りや改ざんが行われる可能性がある。
JVNでは、それぞれ下記のワークアラウンドを実施するよう案内している。
・サービス事業者:開発者が提供する対策ガイドラインおよび開発者のWebサイトに記載されている各種技術文書にしたがって、サービスシステムでの影響確認と対策を実施
・サービス利用者:所有しているICカードが盗難されたりスキミングされたりしないように、適切な管理を行う
