プリンストン大学の学生、ハッキングした後米国外へ逃亡 | ScanNetSecurity
2025.12.08(月)

プリンストン大学の学生、ハッキングした後米国外へ逃亡

 シリコンバレー・ニューズによると、プリンストン大学の学生が1月26日、電子商取引会社のコンピュータ・システムに侵入しクレジットカード番号を盗んだ容疑で連邦大陪審により起訴された。
 サンノゼの米連邦検事局は、ブルガリア出身のPeter Pentchev被告(22歳)が

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 シリコンバレー・ニューズによると、プリンストン大学の学生が1月26日、電子商取引会社のコンピュータ・システムに侵入しクレジットカード番号を盗んだ容疑で連邦大陪審により起訴された。
 サンノゼの米連邦検事局は、ブルガリア出身のPeter Pentchev被告(22歳)がコンピュータの不正行為を大学職員に問い詰められた後、1998年に米国を逃れブルガリアに帰国したと見られると説明した。尚、容疑取り調べのため同被告を米国に送還する際、外交上の障害が発生するか否かについては断定できないとした。
 訴状によると、同被告は連邦法に抵触する4つの訴因に問われていた。それは1998年11月20日から12月19日にかけてパロアルトにある某企業のシステムへの不正侵入、そして少なくとも1800のクレジットカード番号、氏名、パスワードの窃盗などだ。当局は、同被告がそのクレジットカード情報を利用し詐欺行為を働いた証拠は掴んでいない。この事件を担当したMavis Lee米連邦検事によると、同被告の不正行為により某企業のウェブサイトは5日間の運営停止を余儀なくされ、そのセキュリティ・システムの復旧にかかった費用は10万ドル以上にのぼった。
同被告の有罪が確定した場合、最高で禁固17年の刑に処される。

《ScanNetSecurity》

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