ニュースレター購読者の電子メールアドレス、誤って流出(トランス・ワールド航空会社)
3月20日夜、トランス・ワールド航空会社(TWA)が配信するニュースレターに誤って何百という購読者の電子メールアドレスが記載され、他の購読者に露呈されてしまった。
ミズーリ州セントルイスに拠点を置くTWA社の広報担当Mark Abels氏は、今回の事故は新しい名簿管理
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ミズーリ州セントルイスに拠点を置くTWA社の広報担当Mark Abels氏は、今回の事故は新しい名簿管理ソフトウェアによるもので、TWAの電子メール・サービス“Dot Com Deals”購読者の約80%の電子メールアドレスが露呈されたと述べた。“Dot Com Deals”は最新の料金情報を購読者に提供するサービスだ。同氏は金銭上の損失、またその他の個人情報の漏洩はなかったとし、「事故は人為的ミスによるもので、すでに対処した。問題のソフトウェアは十分な品質管理チェックを受けてから使用すべきだった。多数の購読者から苦情の電話が殺到し、我々は謝り通しだった」と語った。
プライバシー擁護団体の民主主義と技術センターのAri Schwartz氏はこの事件を受けて、アドレス以外の個人データの流失は免れたものの“Dot Com
Deals”の購読者のもとに膨大なスパムメールが舞い込む恐れがあるとし「プライバシー保護の意識をもっと高めるべきだ。そして個々がもっとコンピュータ・システムに習熟する必要がある」と述べた。
《ScanNetSecurity》