英国企業の5社に3社がセキュリティ侵害を経験(Taylor Nelson Sofres社)
過去2年間で英国企業の5社に3社がコンピュータ関連のセキュリティ侵害を被っていたことが、最新の調査“情報セキュリティ侵害調査:2000”で明らかになった。
この調査は英国貿易産業省の依頼を受けTaylor Nelson Sofres社が英国企業1000社を対象に行ったものだ。それ
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この調査は英国貿易産業省の依頼を受けTaylor Nelson Sofres社が英国企業1000社を対象に行ったものだ。それによると機密情報を保持している企業の43%が過去2年間で“非常に深刻な”セキュリティ侵害を経験したことがあると回答した。また報告書は企業のセキュリティ対策が脆弱であることを指摘しており、強固なセキュリティ措置を講じているのは7社に1社のみだった。しかし、企業のコンピュータ・セキュリティにとって最大の脅威は悪意あるハッカーの攻撃ではなく、企業内部で起こる社員の人為的ミスにあると報告書は結論付けている。
この報告書は来週(4月第2週)ロンドンで開催されるコンピュータ・セキュリティ会議“InfoSec”で公式に発表される予定だ。
《ScanNetSecurity》