PDA対応のウイルス検出ソフトを開発(F-Secure社)
ワイヤレス機器がインターネット対応となり、我々に多大な利便性をもたらす一方でセキュリティ上の懸念が指摘されている。セキュリティと暗号化技術に特化したフィンランドのアンチウイルス・ソフト開発会社F-Secure社は、Symbian社のEPOCプラットフォームで動作する携
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同社のワイヤレス・セキュリティ・ビジネス部門の責任者Ilkka Strack氏によると、開発された『Mobile Scanner』技術は携帯電話やPDA(携帯情報端末)にセキュリティを施すソフトで、すべてのバイナリー形式ウイルス、スクリプト言語ウイルス、トロイの木馬型ウイルスそしてウイルスが潜んでいる電子メールの添付ファイルを検出する。ユーザはセキュリティの更新情報を無線もしくは有線のインターフェースからダウンロードする。
「アンチウイルス・ソフトの重要な評価基準は更新されているかどうかだ。データベースは頻繁に更新される必要がある。もしも新型ウイルスが確認されたのなら、我が社の研究者がリアルタイムでデータベースを修正し新ウイルスに備える」と同氏は説明した。
《ScanNetSecurity》