急速に蔓延するウイルス感染(MessageLabs社) | ScanNetSecurity
2026.07.22(水)

急速に蔓延するウイルス感染(MessageLabs社)

 悪意あるコードを検出するため、1日に300万件以上の電子通信のスキャンを行っているMessageLabs社によると、昨年(2000年)は平均3分に1件の割合で電子メール・ウイルスを検出した。また、昨年初頭のウイルス感染率は電子メール2000件に1件の割合だったが、その比率は

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 悪意あるコードを検出するため、1日に300万件以上の電子通信のスキャンを行っているMessageLabs社によると、昨年(2000年)は平均3分に1件の割合で電子メール・ウイルスを検出した。また、昨年初頭のウイルス感染率は電子メール2000件に1件の割合だったが、その比率は急速に上昇し一時は電子メール700件につき1件の割合にまで達したという。LOVEウイルスが発生した5月のウイルス検出数は23,290件、そしてウイルス検出数が最も多かった月は10月で30,678件だった。

 同社のアンチウイルス技術部門主任Alex Shipp氏は「現在のウイルス活動状況は、LOVEウイルスが発生した時と同じくらい活発化している。しかし、セキュリティ措置は依然として手ぬるいのが現状だ」と述べ、そして警戒を要するウイルスにShockwave Flashムービーを装ったProlinウイルスを挙げ
た。

 同ウイルスは、被害者のOutlook Expressのアドレス帳にある全てのアドレスに複製を送りつけて拡散し、全てのディスクドライブをスキャンしてZIP、MP3、JPEGファイルに感染する。

 Network Associates社の欧州担当製品責任者Jack Clark氏は「昨年は電子メール型ウイルスが猛威を振るい、その多くはOutlook Expressを標的にしたものだった。何故なら、Outlook Expressは最も一般的に使用されている電子メール・クライアントだからだ」と述べ、今後ビジネスにおいてPDA(携帯情報端末)が普及するに伴い、PalmそしてWinCE等のプラットフォームを標的にしたウイルス問題が浮上してくるだろうと予測した。

 MessageLabs社のShipp氏は「IT担当者が真剣にウイルス問題に取り組まず、そしてソフトウェアのアップデートを怠った場合、2001年は2000年と同様ウイルス感染に悩まされる年になるだろう」と警告した。

《ScanNetSecurity》

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