ハッカーが世界の要人1400人のクレジットカード情報を盗む(ダボス会議)
スイスのSonntagsZeitung紙が報じたところによると、スイスのスキー・リゾート地ダボスで開催された『世界経済フォーラム』(ダボス会議)のコンピュータシステムにハッカーが侵入し、世界の政財界の要人2万7000人の個人情報データが盗まれた。8万ページに及ぶそのデー
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領、そしてビル・クリントン氏の個人情報も含まれていたという。
ダボス会議の組織委員会は「報道された内容は大筋で正しいが、盗まれたデータにはクリントン氏の情報は含まれていない」とし、クリントン氏のプライバシー、セキュリティは侵害されていないと反論した。
同紙は、貧富の格差拡大などを理由に経済のグローバル化に反対する反ダボス会議派の仕業と見ている。スイス当局は現在、プライバシー侵害の容疑でハッカーを起訴するか否か調査中だ。
《ScanNetSecurity》