ハッカー、DNSの脆弱性を悪用して攻撃(英マクドナルド社)
マクドナルドに恨みを持つコンピュータ・ハッカーが巧妙なハッキング技術を駆使し、英マクドナルド社を攻撃した。McDonalds.co.ukのサイトを訪れると、自動的に米国の某大学にあるセキュリティ不備のコンピュータに転送され、画面にはマクドナルドを愚弄するメッセージ
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コンピュータセキュリティ・サイトAlldas.deを運営しているFredrik氏によると、Fluffy Bunnyはウェブ上のトラフィックを管理するためのフトウェアBIND(Berkeley Internet Name Domain)にあるバグを利用してMcDonalds.co.ukのネームサーバを乗っ取った。そして、およそ24時間、同ハッカーのメッセージを掲載しているセキュリティ不備のコンピュータに転送されるようにしたのである。「これは深刻な詐欺事件だ。ハッカーは英マクドナルド社のコンピュータ自体には手を出さず、そのネームサーバを攻撃したのだ」と同氏は語った。
《ScanNetSecurity》