不要になったハードディスクを破壊する規則、撤回(米国防総省) | ScanNetSecurity
2026.03.03(火)

不要になったハードディスクを破壊する規則、撤回(米国防総省)

 米国防総省は、一般への寄付が予定される機密指定外の古いコンピュータに対し、今年(2001年)1月に制定されたハードディスクを破壊する規則を撤回する方針を明らかにした。その理由についてPaul Wolfowitz 国防総省副長官は、学校や非営利組織がより多くのコンピュー

国際 海外情報
 米国防総省は、一般への寄付が予定される機密指定外の古いコンピュータに対し、今年(2001年)1月に制定されたハードディスクを破壊する規則を撤回する方針を明らかにした。その理由についてPaul Wolfowitz 国防総省副長官は、学校や非営利組織がより多くのコンピュータを利用できるようにするためと説明している。代わりに、コンピュータを寄付をする時にはハードディスクの上書きが義務付けられる予定だ。その方法は、破壊規則が施行された1月以前に何年間にもわたって取られてきた措置だ。国防総省の広報担当によると、ハードディスクの上書きは、消去に比べて情報の復元が困難だという。また、機密指定のコンピュータのハードディスクは従来通り、破壊されると付け加えた。

 2000年度予算で、国防総省は7万4000台ものコンピュータ機器を学校に寄付した。機密指定外コンピュータのハードディスク破壊を定めた規則は、セキュリティに関する事件が相次いで発生し、セキュリティへの意識が高まった時期に制定されたものだ。事件の一例を挙げると、CIAの元長官で国防総省の元副長官だったJohn Deutch氏は、誤って機密情報を機密指定外の自宅のコンピュータに保存してしまった。後に、同氏はその行為について謝罪した。政府が調査したところ、同氏のコンピュータに保存された機密情報が攻撃を受けた形跡は認められなかった。

《ScanNetSecurity》

PageTop

アクセスランキング

  1. 穴吹ハウジングサービスへのランサムウェア攻撃、一部の情報資産の漏えいを確認

    穴吹ハウジングサービスへのランサムウェア攻撃、一部の情報資産の漏えいを確認

  2. 他の保険会社からの出向者、共栄火災海上保険の顧客情報を出向元にメール送信

    他の保険会社からの出向者、共栄火災海上保険の顧客情報を出向元にメール送信

  3. ことし御年六十五歳のパスワード先輩、定年退職延期は確実の見込み

    ことし御年六十五歳のパスワード先輩、定年退職延期は確実の見込み

  4. 海外ショッピングサービス「セカイモン」に不正アクセス、安全配慮および調査実施の観点で公開を一時停止

    海外ショッピングサービス「セカイモン」に不正アクセス、安全配慮および調査実施の観点で公開を一時停止

  5. アサヒグループホールディングスへのランサムウェア攻撃、個人情報 115,513 件の漏えいを確認

    アサヒグループホールディングスへのランサムウェア攻撃、個人情報 115,513 件の漏えいを確認

ランキングをもっと見る
PageTop