米国CERTのウェブサイトがDDoS攻撃を受ける
概要:
カーネギーメロン大学の米国コンピューター緊急応答チーム(CERT)のコーディネーションセンターは12月4日、サービス妨害(DDoS)攻撃を受けた事を確認した。この攻撃は、Goner.Aワームが25ヶ国に広がり1日で少なくとも100,000台のコンピュータに感染したのと同日で
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カーネギーメロン大学の米国コンピューター緊急応答チーム(CERT)のコーディネーションセンターは12月4日、サービス妨害(DDoS)攻撃を受けた事を確認した。この攻撃は、Goner.Aワームが25ヶ国に広がり1日で少なくとも100,000台のコンピュータに感染したのと同日である。CERTの報道官は、詳細な情報は発表できないとしているが、サービス停止とGoner A.ワームに関連性がない事を発表している。
情報ソース:
Newsbytes 2001年11月04日
http://www.newsbytes.com/news/01/172687.html
分析: (iDEFENSE米国)
CERTは攻撃対象になることが多く、本年5月も数日間、攻撃によるサービス停止が発生している。
米国FBIのNIPC (全国インフラ保護センター)は、11月2日に全土のコンピュータネットワークに対するDDoS攻撃が増加傾向にあるという警告を出している。特定された攻撃者や、特に利用されている脆弱性の傾向などはないが、国防総省を攻撃対象にした反米感情を持つグループではないかと推測され、9月11日の対米テロよりなお大きな脅威が有得ると警戒を強めている。CERTのウエブhttp://www.cert.orgは12月5日GMT5:30現在、稼動しているが、接続し難い状況が続いている。
(詳しくはScan Daily EXpress本誌をご覧下さい)
http://vagabond.co.jp/vv/m-sdex.htm
※この情報はiDEFENSE社( http://www.idefense.co.jp/ )より提供いただいております。情報の内容は以下の時点におけるものです
【12:51 GMT、12、06、2001】
《ScanNetSecurity》