ログイン・プログラムにバッファオーバフローの脆弱性が指摘される(Internet Security Systems 社)
Sun Solaris と IBM AIX システムが使用するログイン・プログラムにバッファオーバフローの脆弱性を指摘した。その脆弱性は、System VによるLogin の実装がtelnet やrlogin などのリモートアクセス・プロトコルと関連して動作する方法に起因する。その実装は、殆どのUni
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この問題に関するCERTの報告書によると、Sun のオペレーティング・システムのSolaris 8とそれ以前のバージョン、IBM AIX バージョン4.3 と5.1 に脆弱性が確認された。ISS 社はSun Solaris のユーザに全てのログイン・プログラムを使う端末通信サービス(telnet やrlogin)を無効にし、Secure Shell(SSH)をインストールするよう勧めている。同社はSun 社がパッチを発行する前にこの脆弱性を公開した理由について「ハッカーが既にこの脆弱性を利用する自動ソフトウェア・ツールを持っていることが確認されたため」と述べた。Sun 社は現在(12月13日)修正プログラムを開発中で、近々公開の予定だ。
《ScanNetSecurity》