ウイルス入り電子カードにご用心(Trend Micro 社)
クリスマスカードなど電子カードの交換が頻繁に行われる季節だが、Trend Micro 社のゼネラル・マネージャAndrew Armstrong 氏は電子カードに埋め込まれたコンピュータ・ウイルスに注意するよう呼びかけた。「この季節は電子カードが添付されたメールを受け取る機会があ
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電子カードに関する警告を発した理由について同氏は「殆どのユーザはウイルスの危険性について耳にしたことはあるが、自身のマシンだけは感染しないと思い込んでいる。加えて、多くの企業が顧客に対して送付するグリーティングカードを従来の紙のカードから電子カードに切り替えているため」と説明した。尚、Marks & Spencer 社やBarclays 社など英国に拠点を持つ約40ほどの企業は、今年のクリスマスカードの送付を中止し、ホームレス救済のチャリティ募金に寄付する意向を発表した。
さらにArmstrong 氏は「昨今のコンピュータ・ウイルスは、非常に高度な機能を持っている。つまりそれだけ検出、駆除が困難になっているというこだ。DVD やPDA(携帯情報端末)がウイルス感染した報告も寄せられている。家庭での電話やゲーム機が高度になればそれだけウイルスの次なるターゲットとして狙われることになるだろう」と指摘した。
《ScanNetSecurity》