コンピュータ科学捜査員、児童性虐待の嫌疑を晴らす | ScanNetSecurity
2026.03.04(水)

コンピュータ科学捜査員、児童性虐待の嫌疑を晴らす

John Leyden
10月28日 16:56 GMT

国際 海外情報
John Leyden
10月28日 16:56 GMT

 IT 関連の科学捜査専門会社 Vogon 社は、児童ポルノ画像を自身のコンピュータに保存したとして逮捕された男性の容疑をどのようにして晴らしたのかを説明した。同社によると、その男性の PC はトロイの木馬に感染しており、彼のマシンに不正画像がダウンロードされるようになっていたという。

 2002年10月、Julian Green 氏の自宅に警察が押し入り、ハードドライブにあった児童の写真 172 枚を押収して同氏を逮捕した。同氏の事務弁護士である South Devon の Kitson Hutchings 法律事務所の Chris Bittlestone 氏は、Vogon International 社の科学捜査員 Martin Gibbs 氏に電話をして協力を求めた。

 Green 氏のハードドライブのクローンは Bicester にある Vogon International に送られ、そこの科学捜査研究所で Vogon 社製の特別なソフトウェアを用いて画像処理された。そして、そのデータを詳細に調べ、報告書を作成した。その報告書には、Green 氏が勝手に送付された電子メールを削除する前に開封してしまい、それにトロイの木馬が含まれていたと推測されるとあった。

 Gibbs 氏は Green 氏のコンピュータに 11 個のトロイの木馬プログラムを発見した。それらのプログラムは、Green 氏がインターネットにアクセスするためブラウザを起動する度に、同氏のパーミッションなしで "不適切なサイト" にログオンするよう設定されていた。

 それらの発見は、今夏 Exeter 刑事裁判所で提出された猥褻な画像に対する 13 件の Green 氏の容疑を晴らすのに決定的な証拠となった。検察官は Vogon 社から証拠を受け取ると、この訴訟を取り下げた。

「Vogon 社の協力なしで依頼人を有効に弁護する公算は、極めて低かった。有罪の判決が下された場合、彼に課せられる刑罰は極めて厳しく、おそらく懲役になるだろう。

[情報提供:The Register]
http://www.theregister.co.uk/

[翻訳:関谷 麻美]

(詳しくはScan本誌をご覧ください)
http://www.vagabond.co.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?m-sc_netsec

《ScanNetSecurity》

PageTop

アクセスランキング

  1. 穴吹ハウジングサービスへのランサムウェア攻撃、一部の情報資産の漏えいを確認

    穴吹ハウジングサービスへのランサムウェア攻撃、一部の情報資産の漏えいを確認

  2. 国内企業サイバーセキュリティ実態調査、被害額「10億円以上」を初めて確認 ~ KPMG調査

    国内企業サイバーセキュリティ実態調査、被害額「10億円以上」を初めて確認 ~ KPMG調査

  3. ロジックベインへの不正アクセス、再発防止策としてセキュリティ業務担当増員ほか

    ロジックベインへの不正アクセス、再発防止策としてセキュリティ業務担当増員ほか

  4. 他の保険会社からの出向者、共栄火災海上保険の顧客情報を出向元にメール送信

    他の保険会社からの出向者、共栄火災海上保険の顧客情報を出向元にメール送信

  5. 名門ハッカーカンファレンスのDEF CON、伊藤穰一らエプスタイン関連 3 名を異例の “公表追放”

    名門ハッカーカンファレンスのDEF CON、伊藤穰一らエプスタイン関連 3 名を異例の “公表追放”

ランキングをもっと見る
PageTop