MS Blaster、Nimda、CodeRedを経て、今後取るべき対策は? | ScanNetSecurity
2026.04.16(木)

MS Blaster、Nimda、CodeRedを経て、今後取るべき対策は?

 皆さんのご記憶に新しいところで、今年の8月はWindowsの脆弱性を付くネットワーク感染型のワーム「MS Blaster」やそれを駆除する動作と見せかけネットワークに大量の負荷を与える「Welchia」が大流行いたしました。2001年9月にもCodeRed、Nimdaというネットワーク感染

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 皆さんのご記憶に新しいところで、今年の8月はWindowsの脆弱性を付くネットワーク感染型のワーム「MS Blaster」やそれを駆除する動作と見せかけネットワークに大量の負荷を与える「Welchia」が大流行いたしました。2001年9月にもCodeRed、Nimdaというネットワーク感染型ワームにより多大な被害を受けてしまったところも多かったのではないでしょうか。

 さて、これらのネットワーク感染型ワームによる最も大きな被害の実態は何かと考えると、PC自体の破壊活動というよりも、その形容通り「ネットワークが使えない」ということになります。その結果、インターネットアクセス回線が使用できず、メールが使えない、Webから情報が取れない、Webアプリケーションが使えないといった直接業務に支障が出る被害に繋がったと言えます。
 これらのワーム、ウイルス対策には大きく2つからのアプローチがあります。一つ目は、マイクロソフトや各ウイルスメーカー様が、ご提案される日頃からのPCを守るための予防策の実施。二つ目は、ワームが爆発的に発生しても「ネットワークアクセスを確保する手段」を準備することといえます。

 一つ目のアプローチは、企業においては、数百、数千、数万台のPCすべてに実施するのは難しく、モバイルPCへの対策不足や、安定稼動しているサーバへのパッチ作業の遅れなど、完璧に実施することが難しいのが現状です。

 そのため、2つ目のアプローチとして、万が一ワームが発生しても、ネットワークアクセスをコントロールする仕組み、ポリシーが必要になっているといえます。MS Blasterの場合で言えば、TCP Port135への大量のアクセスがネットワーク過負荷のトリガーとなっておりますが、インターネットへのアクセスにこのようなポートを空けておく必要があるでしょうか。答えは "ノー" です。常日頃からファイアウォールによってアクセスポートの制限を行っている環境であれば被害は最小限に抑えられたはずです。


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ブルーコートシステムズ
システムエンジニア
中西 良夫
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《ScanNetSecurity》

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