MS Blaster、Nimda、CodeRedを経て、今後取るべき対策は? | ScanNetSecurity
2026.03.12(木)

MS Blaster、Nimda、CodeRedを経て、今後取るべき対策は?

 皆さんのご記憶に新しいところで、今年の8月はWindowsの脆弱性を付くネットワーク感染型のワーム「MS Blaster」やそれを駆除する動作と見せかけネットワークに大量の負荷を与える「Welchia」が大流行いたしました。2001年9月にもCodeRed、Nimdaというネットワーク感染

特集 特集
 皆さんのご記憶に新しいところで、今年の8月はWindowsの脆弱性を付くネットワーク感染型のワーム「MS Blaster」やそれを駆除する動作と見せかけネットワークに大量の負荷を与える「Welchia」が大流行いたしました。2001年9月にもCodeRed、Nimdaというネットワーク感染型ワームにより多大な被害を受けてしまったところも多かったのではないでしょうか。

 さて、これらのネットワーク感染型ワームによる最も大きな被害の実態は何かと考えると、PC自体の破壊活動というよりも、その形容通り「ネットワークが使えない」ということになります。その結果、インターネットアクセス回線が使用できず、メールが使えない、Webから情報が取れない、Webアプリケーションが使えないといった直接業務に支障が出る被害に繋がったと言えます。
 これらのワーム、ウイルス対策には大きく2つからのアプローチがあります。一つ目は、マイクロソフトや各ウイルスメーカー様が、ご提案される日頃からのPCを守るための予防策の実施。二つ目は、ワームが爆発的に発生しても「ネットワークアクセスを確保する手段」を準備することといえます。

 一つ目のアプローチは、企業においては、数百、数千、数万台のPCすべてに実施するのは難しく、モバイルPCへの対策不足や、安定稼動しているサーバへのパッチ作業の遅れなど、完璧に実施することが難しいのが現状です。

 そのため、2つ目のアプローチとして、万が一ワームが発生しても、ネットワークアクセスをコントロールする仕組み、ポリシーが必要になっているといえます。MS Blasterの場合で言えば、TCP Port135への大量のアクセスがネットワーク過負荷のトリガーとなっておりますが、インターネットへのアクセスにこのようなポートを空けておく必要があるでしょうか。答えは "ノー" です。常日頃からファイアウォールによってアクセスポートの制限を行っている環境であれば被害は最小限に抑えられたはずです。


ブルーコートシステムズ ProxySGシリーズ
http://www.bluecoat.co.jp


ブルーコートシステムズ
システムエンジニア
中西 良夫
ご質問・ご連絡先
mailto:info@bluecoat.co.jp

(詳しくはScan本誌をご覧ください)
http://www.vagabond.co.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?m-sc_netsec

《ScanNetSecurity》

PageTop

アクセスランキング

  1. アドバンテストのネットワークに不正アクセス、ランサムウェア展開可能性

    アドバンテストのネットワークに不正アクセス、ランサムウェア展開可能性

  2. 「地域生活支援システム」に入力された約 500 名分のデータが滅失、異なる場所に保存する設定を行っていたことが原因

    「地域生活支援システム」に入力された約 500 名分のデータが滅失、異なる場所に保存する設定を行っていたことが原因

  3. L2 スイッチでゼロトラストを実現、「セキュリティ予算」でなく「ネットワーク機器予算」で導入 ~ パイオリンクが語る超現実解

    L2 スイッチでゼロトラストを実現、「セキュリティ予算」でなく「ネットワーク機器予算」で導入 ~ パイオリンクが語る超現実解PR

  4. じほうが利用するクラウドメールサービスに不正ログイン、アドレス帳に登録されたアドレスにフィッシングメール送信

    じほうが利用するクラウドメールサービスに不正ログイン、アドレス帳に登録されたアドレスにフィッシングメール送信

  5. 厚生労働省初動対応チームの派遣を受け対応 ~ 白梅豊岡病院にランサムウェア攻撃

    厚生労働省初動対応チームの派遣を受け対応 ~ 白梅豊岡病院にランサムウェア攻撃

ランキングをもっと見る
PageTop