日本の銀行、手のひらスキャナーのバイオメトリクス技術を導入
Lucy Sherriff
2004年8月27日(金)15:26 GMT
国際
海外情報
2004年8月27日(金)15:26 GMT
日本の銀行は、手のひらの静脈パターンに基づく新型のバイオメトリクス(生体認証)本人確認システムを導入した。
IDG News によると、富士通は既に二つの銀行に静脈パターン認証技術を販売し、そのうちの一行は既に同システムを稼動しているという。
同システムは、近赤外線を用いて手のひらの三つのスナップショットを撮影する。その画像は静脈のパターンが黒く示され、そのデータがセキュリティ・システムの基盤を形成する。データはスマート・キャッシュ・カードに読み込まれ、それを使用してカード使用者の識別が可能となる。
富士通によると、カード使用者の本人確認の読み取りにかかる時間は数秒程度だ。その際、カード保持者は受台に自身の手首を置いて手のひらを適切な位置に保ち、静脈の読み取りを行う。
[情報提供:The Register]
http://www.theregister.co.uk/
[翻訳:関谷 麻美]
(この記事には続きがあります。続きはScan本誌をご覧ください)
http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?m-sc_netsec
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