知られていない電話ハッカーの脅威
ハッカーが米、オレゴン州リン郡政府事務所の電話システムに侵入。郡が多額の長距離通話料金の請求を受けることとなった。
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電話通信を担当する郡の一般サービス部によると、問題は11月13日の週末から始まったという。まずハッカーは様々な部署の代表番号に電話を入れた。そしてボイスメールシステムを利用して、各従業員のメールボックスまで到達している。
その後、従業員のパスワードを割り出し、ボイスメールのメッセージを変更している。すなわち「もしもし。はい、こちらで通話料金を支払います。」と変更してしまった。これを郡政府事務所の10から20のラインで行い、第三者が海外通話を行うのを許可するために使用された。
米国で長距離通話を提供するMCIが、不正使用された電話番号に不正調査の電話を入れたのが11月15日でその結果、一般サービス部に問題が報告された。
【執筆:バンクーバー新報 西川桂子】
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