セキュリティ企業のデータベースからハッカーが情報盗難
カリフォルニア州に本社をおく、セキュリティソフトのプロバイダー“Guidance Software"にハッカーが侵入。顧客の情報が漏洩した。
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Guidance Softwareは鑑識用ソフトウェアとも呼ばれる、コンピュータ・フォレンジックツール「EnCase」などを提供する会社で、顧客は警察をはじめとする捜査当局や、企業でネットワークセキュリティを担当するスタッフなどだ。
侵入は11月中で同社が気付いたのは12月7日だ。ハッカーは約3800件のクレジットカード番号に不正にアクセスしている。現在、財務省秘密検察局が捜査中だ。Guidance Softwareに詳細を問い合わせたが、今のところ回答はなく、『Washington Post』は、侵入に気付いて2日以内に全ての顧客に通知したようだと報じている。
さらに『Washington Post』は、コンピュータ・フォレンジックサービスを提供する会社、Kessler Internationalのマイケル・ケスラー社長から話を聞いている。ケスラー社長は被害を受けた1人で、同社のAmerican Expressカードのデータが不正アクセスされていると通知があったという。
【執筆:バンクーバー新報 西川桂子】
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