スウェーデン総選挙でスパイ・スキャンダル発覚
9月17日にスウェーデンで行なわれた総選挙において、野党4党の連合が、与党である社会民主労働党(社民党)を接戦の末に破り、12年ぶりの政権交代が行なわれ、ドラマチックな結果を迎えた。しかし、この選挙の期間中、社民党が与党側の選挙戦略をハッキングにより不正に
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英国『The Register』は、「権限なしに、内部ネットワークへ数百件のアクセスがあった」との社民党の訴えに応じて、警察が捜査を行っていると報じている。党のトミー・オールストロエム財務担当は「社民党のシステムが不法なアクセスを受けた。それも大規模で、長期にわたり、手順よく系統だって行なわれている」と記者会見で語っている。
事件については、選挙の結果が出た後の18日になって、世界でも報道され始めた。しかし、9月5日には既に野党側の24歳の男性が、社民党側のイントラネットに入り込んでいたと発表されている。社民党では異例とも言える、午後11時30分に記者会見を行い、選挙運動の極秘情報が不正に奪われた事態について発表していた…
【執筆:バンクーバー新報 西川桂子】
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