シマンテックがセキュリティ報告書を発表
ウィルス対策ソフトなどを提供するシマンテックが、25日、2006年上半期のインターネットセキュリティに関する報告書を発表した。
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中でも興味深いのは、ハッカーが一般市民のホームコンピュータ、インターネットバンキングなどのオンライン・ファイナンスをターゲットにしているという報告だ。ハッカーの攻撃対象はホームユーザーが1位で、無差別攻撃を除く、ターゲットを定めての攻撃全体のなんと86%を占める。そして、フィッシング攻撃を多数受ける金融機関が続く。
「攻撃者側はエンドユーザーが“セキュリティの鎖”の中で、最も弱いとみなして、絶えず"利益を得るため"に攻撃している」と、シマンテックのアーサー・ウォンは声明で語っている。企業や組織、社会がインターネット犯罪で被害を受ける中、防衛のための努力をしているが、その中で、最も弱いのはエンドユーザーだという…
【執筆:バンクーバー新報 西川桂子】
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http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?m-sc_netsec
《ScanNetSecurity》