フランスで、右翼政治家の重要情報が盗難される
3月5日付けでロイターが、フランスの右翼政党、国民戦線(FN)のジャンマリー・ルペン党首の事務所にあるコンピュータにハッカーが侵入。極秘情報が盗まれたと報じた。
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ルペン党首は、今春、予定されている大統領選挙の候補の1人だ。2002年に行われた前回の大統領選挙では、決選投票に進んでいる。反移民、反EUの極右政党の代表の大健闘によりフランスだけではなく、世界中の注目を浴びた。
ルペン事務所へのハッカーによる情報盗難は、4月22日の第1回投票に向け、中傷合戦が活発化している中での出来事だ。ルペン党首は大統領選挙への出馬を表明しているが、正式に候補と承認されるには、3月16日までに最低500人の上院議員や市長などの“選出された”議員からの推薦を行う署名が必要だ。
2月28日に、フランスの研究調査機関CSAが発表した、大統領候補の支持率で、ルペン党首は4位に付けており、前回の選挙から5年経った今も、根強い支持を受けている様子だ。しかし…
【執筆:バンクーバー新報 西川桂子】
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