機密情報漏洩につながるSkype IMワーム
ITセキュリティ・サービスの会社Sophosが、Skypeのインスタント・メッセージ(IM)チャットシステムを通じて広がるワームを発見。企業や組織に対して、企業内で構築したLANなどエンタープライズ・ネットワークのVoIPやIMに注意が必要だと呼びかけている。
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今回、見つかったのは、Mal/Pykse-Aワームと名づけられたもので、メッセージでは若い女性の画像へのリンクとなっている。ユーザーが興味を持ってクリックすると、確かに若くて美しい白人女性がポーズを取っている画像を見ることができる。しかし、その一方でPCがワームに感染してしまうというものだ。
感染すると、Mal/Pykse-Aワームは多数のリモートのウェブサイトに接続しようとするということで、Sophosでは、ウェブサイトにアクセスすることで広告収入を得るタイプのワームであると考えている。感染したPCが特定のウェブサイトを閲覧することになるので、つまりは“ヒット”数が増え、このマルウェア、Mal/Pykse-Aを作成して、ネット上でばらまいている人物は金銭的に収入を得ているようだという。
Sophosが報告した時点で…
【執筆:バンクーバー新報 西川桂子】
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http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?m-sc_netsec
《ScanNetSecurity》