悪質な攻撃ツールMPackに注意(1)恐るべきMPackの脅威とは | ScanNetSecurity
2026.11.06(金)

悪質な攻撃ツールMPackに注意(1)恐るべきMPackの脅威とは

去る6月、ホテルをはじめとする観光関連、エンターテインメント、市議会など多数のイタリアのウェブサイトがマルウェアに感染し、サイトを訪れたユーザをトロイの木馬に感染させてしまうとの警告が、トレンド・マイクロなどのセキュリティ企業により行われた。このマルウ

国際 海外情報
去る6月、ホテルをはじめとする観光関連、エンターテインメント、市議会など多数のイタリアのウェブサイトがマルウェアに感染し、サイトを訪れたユーザをトロイの木馬に感染させてしまうとの警告が、トレンド・マイクロなどのセキュリティ企業により行われた。このマルウェアは、ツールキット“MPack”を用いて作成されているという。

トレンド・マイクロによると、イタリアのサイトがマルウェアに感染した問題について、数万人のユーザが影響を受けたとしている。続けて、VeriSignの関連会社であるセキュリティ企業iDefenseなども、マルウェア感染に使用されたMPackの攻撃が激しくなっているとの警告を行った。

MPackでは、キーボードへの入力情報を盗むキーロガーなどに感染する。その結果、インターネット・バンキングやショッピングなどでユーザが使用する重要情報が盗まれてしまう危険なマルウェアだ。まず、MPackの脅威から詳しく見てみよう。

●複数の脆弱性を攻撃するツール

MPackは強力なウェブ攻撃ツールでWebAttacker IIとも呼ばれている。2006年10月頃から確認されているということで比較的新しい。当時、MPackによる攻撃は、ウェブベースの攻撃のうちの約1割を占めていたという。

MPackはウェブサイトを乗っ取り、そこにアクセスしてきたユーザのPCを攻撃する。乗っ取られたサイトには隠しiFrameが挿入される。アクセスしたPCへの攻撃手順は、

1.まずアクセスしてきたユーザのPCについて、オペレーションシステム、使用ブラウザを確認する
2.確認したブラウザの種類、オペレーティングシステムによって、Webの脆弱性を突いたコードをユーザのマシンに送信する
3.脆弱性の利用に成功すると、ペイロードファイルをユーザに送信して、実行する

というものだ。また、MPackが攻撃する脆弱性は…

【執筆:バンクーバー新報 西川桂子】

──
この記事には続きがあります。
全文はScan Security Management本誌をご覧ください。

◎有料版Scan申込> http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?m02_ssm

《ScanNetSecurity》

PageTop

アクセスランキング

  1. 日本郵政グループ労働組合に不正アクセス、4万件以上の組合員情報が漏えい

    日本郵政グループ労働組合に不正アクセス、4万件以上の組合員情報が漏えい

  2. 松屋公式アプリに不正アクセス 会員情報等が漏えい

    松屋公式アプリに不正アクセス 会員情報等が漏えい

  3. ドトールコーヒーのシステムに不正アクセス、従業員及び退職者 計951名の個人情報が漏えいした可能性

    ドトールコーヒーのシステムに不正アクセス、従業員及び退職者 計951名の個人情報が漏えいした可能性

  4. 「郵便局アプリ」に不正アクセス、顧客情報を不正に取得

    「郵便局アプリ」に不正アクセス、顧客情報を不正に取得

  5. 役員報酬を減額 ~ 日本郵政グループ、クロスセル同意を得ない非公開金融情報利用

    役員報酬を減額 ~ 日本郵政グループ、クロスセル同意を得ない非公開金融情報利用

ランキングをもっと見る
PageTop