セキュリティの落とし穴、従業員による情報盗難(1)社員が230万件の個人情報を売却 | ScanNetSecurity
2026.03.04(水)

セキュリティの落とし穴、従業員による情報盗難(1)社員が230万件の個人情報を売却

米国のFidelity National Information Serviceが、7月3日、関連会社の元従業員が、消費者の情報をデータブローカーに販売していたとのプレスリリースを出している。この会社はCertegy Check Services, Incだ。

国際 海外情報
米国のFidelity National Information Serviceが、7月3日、関連会社の元従業員が、消費者の情報をデータブローカーに販売していたとのプレスリリースを出している。この会社はCertegy Check Services, Incだ。

Fidelity National Information Service(NYSE:FIS)は、住宅ローン、不動産、金融機関に対する商品と外部委託サービス/ソリューションを提供する企業だ。本社をフロリダ州ジャクソンビルに置く。世界的に展開する銀行50行のうち31行と取引を行い、これらの市場におけるマーケットシェア32%を占める。また、米国の住宅ローンのほぼ半分はFidelity National Information Serviceのソフトウェアを使用している。ただし、米国最大の投資信託会社、Fidelity Investmentsとは関係はない。

この大手企業、Fidelity National Information Serviceの関連会社である、Certegy Check Services, Incは、支払方法として人気が高まりつつある電子小切手など、小切手の管理を行う。4万6000店を超える加盟店を擁し、加盟店向けPOSアプリケーションのあらゆる分野で堅実な成長を続けている。小切手のリスク管理、承認と損失防止、およびクレジットカード処理の各サービスを、世界中の小売業者、スーパーマーケット、eコマース、小切手換金所などに提供している。

このように利用した小売店での支払い時、あるいは住宅購入の際のローンで、多数の米国民が何らかの形で関係していることが多いとみられるCertegy。そのデータベース管理に関わる従業員の1人が、約230万件の消費者の記録を盗んだことが、Certegyおよび親会社Fidelity National Information Serviceから発表された。不正に獲得された情報は、氏名、住所、電話番号、生年月日、銀行口座の情報、クレジットカード情報などだ。銀行口座の情報が入っていたものが220万件、クレジットカード情報は9万9000件に含まれていた。

この従業員はデータをデータブローカーに売っていた。データブローカーは複数ではなく、1社だけだったようだ。しかし…

【執筆:バンクーバー新報 西川桂子】

──
この記事には続きがあります。
全文はScan Security Management本誌をご覧ください。

◎有料版Scan申込> http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?m02_ssm

《ScanNetSecurity》

PageTop

アクセスランキング

  1. 穴吹ハウジングサービスへのランサムウェア攻撃、一部の情報資産の漏えいを確認

    穴吹ハウジングサービスへのランサムウェア攻撃、一部の情報資産の漏えいを確認

  2. ことし御年六十五歳のパスワード先輩、定年退職延期は確実の見込み

    ことし御年六十五歳のパスワード先輩、定年退職延期は確実の見込み

  3. ロジックベインへの不正アクセス、再発防止策としてセキュリティ業務担当増員ほか

    ロジックベインへの不正アクセス、再発防止策としてセキュリティ業務担当増員ほか

  4. フィッシングキャンペーンの準備作業を検知 ~ TwoFive「PHISHNET/25 コンサルティング」

    フィッシングキャンペーンの準備作業を検知 ~ TwoFive「PHISHNET/25 コンサルティング」

  5. 国立医薬品食品衛生研究所の Web メールシステムからの迷惑メール送信、フィッシングメールを契機に認証情報が窃取された可能性

    国立医薬品食品衛生研究所の Web メールシステムからの迷惑メール送信、フィッシングメールを契機に認証情報が窃取された可能性

ランキングをもっと見る
PageTop