海外における個人情報流出事件とその対応 第222回 BitTorrentユーザを狙ったサイバー脅迫 (1)BitTorrentユーザを狙ったサイバー脅迫 | ScanNetSecurity
2026.03.15(日)

海外における個人情報流出事件とその対応 第222回 BitTorrentユーザを狙ったサイバー脅迫 (1)BitTorrentユーザを狙ったサイバー脅迫

4月11日、『TorrentFreak』が、BitTorrentユーザをターゲットに、著作権侵害訴訟を行うと脅迫するケースが増えていると報告している。BitTorrentはファイル共有・P2Pソフトで、大きなファイルを高速に配信することができるため、音楽や映画などのファイルをユーザ間で共

国際 海外情報
4月11日、『TorrentFreak』が、BitTorrentユーザをターゲットに、著作権侵害訴訟を行うと脅迫するケースが増えていると報告している。BitTorrentはファイル共有・P2Pソフトで、大きなファイルを高速に配信することができるため、音楽や映画などのファイルをユーザ間で共有、著作権侵害を行っているケースが多い。TorrentFreakはTorrentに関するニュースを扱うウェブサイトだ。

脅迫内容は『TorrentFreak』によると、BitTorrentユーザに、訴訟を避けたい場合は約400ドルの罰金を支払うよう求める画面が表示されるというものだ。著作権を侵害しているユーザが多いという前提の下での犯罪のようで、警告を行っているICPP Foundationは、スイスにある国際的な企業となっている。“世界の著作権盗難”と戦うパートナーの手伝いをしながら、著作権の文化的、経済的利点を促進するよう努めているという。

セキュリティ専門家によると、これは不正な警告で、ICPP Foundationは、BitTorrentユーザから“罰金”をゆすり取ろうとしている。メッセージはマルウェアに感染して表示されていて、被害者のPC画面をロックして、ユーザをICPPのサイトにリダイレクトする。

F-Secureでも、このマルウェアについて探知。Rogue:W32/DotTorrentと名づけ、トロイの木馬だとして、警告を行った。セキュリティブログに状況を紹介した12日の時点では感染経路は分からないようだ。

●念入りに用意されたリダイレクト画面さて、マルウェアでリダイレクトされた先では、システムをスキャンした結果、著作権侵害、著作権のある内容を探知したとして、探知したファイル名も表示している。そして、“Choose an action(措置を選択)”とあり、“Pass the case to court(裁判所に持ち込む)”か、”Settle case in pre-trial order(プリトライアル命令で和解)のいずれかを選ぶ。

警告が表示されるのは、

※本記事は有料購読会員に全文を配信しました

(バンクーバー新報 西川桂子)

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 奴らの仕事は自社製品を壊しまくること ~ Microsoft 攻撃研究チーム「STORM」が示すセキュリティの本気度

    奴らの仕事は自社製品を壊しまくること ~ Microsoft 攻撃研究チーム「STORM」が示すセキュリティの本気度

  2. 個人情報流出のある誤送付は 11 件 ~ 横浜市立大学 令和 7 年度 第 3 四半期における事務処理ミスを公表

    個人情報流出のある誤送付は 11 件 ~ 横浜市立大学 令和 7 年度 第 3 四半期における事務処理ミスを公表

  3. クリックしていないのにアダルトサイトに登録させる「ゼロクリック詐欺」(シマンテック)

    クリックしていないのにアダルトサイトに登録させる「ゼロクリック詐欺」(シマンテック)

  4. L2 スイッチでゼロトラストを実現、「セキュリティ予算」でなく「ネットワーク機器予算」で導入 ~ パイオリンクが語る超現実解

    L2 スイッチでゼロトラストを実現、「セキュリティ予算」でなく「ネットワーク機器予算」で導入 ~ パイオリンクが語る超現実解PR

  5. ガートナー、ランサムウェア攻撃対策として国内企業が取るべき 4 つのアクションを発表

    ガートナー、ランサムウェア攻撃対策として国内企業が取るべき 4 つのアクションを発表

ランキングをもっと見る
PageTop