ISC BINDに複数の脆弱性、特に危険度の高いDoS攻撃を受ける脆弱性に注意(JVN)
独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月2日、Internet Systems Consortium(ISC)が提供するDNSサーバである「BIND」の複数のバージョンに、それぞれ脆弱性が確認され
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
脆弱性の内容は、リモートからDoS攻撃を受けるもの、allow-queryのアクセスコントロール処理の問題、BIND namedがゾーンデータの状態を「insecure」としてしまう問題。特に、リモートからDoS攻撃を受ける脆弱性はBINDの9.6.2から9.6.2-P2、9.6-ESVから9.6-ESV-R2、9.7.0から9.7.2-P2のバージョンに存在するもので、DNSSEC署名された否定応答を受信した際のキャッシュ済みRRSIGレコードの処理が原因で危険度が高い。このため、該当するBIND 9を利用しているユーザは、関連情報の収集や緊急パッチの適用など、適切な対応を取ることを強く推奨している。
http://jvn.jp/cert/JVNVU706148/index.html
http://jvn.jp/cert/JVNVU510208/index.html
http://jvn.jp/cert/JVNVU837744/index.html
《ScanNetSecurity》