全メールに対するスパム量は増加傾向、しかしeBayユーザを狙う攻撃は半減(カスペルスキー)
株式会社Kaspersky Labs Japan(カスペルスキー)は6月2日、2011年4月度の「スパムレポート」を発表した。このレポートは、ロシアKasperskyが5月19日に公開したリリースの抄訳。レポートによると、メールトラフィックにおけるスパムの割合は3月から1.2ポイント増加して月
脆弱性と脅威
脅威動向
4月のスパムはイースターや母の日のほか、ウィリアム王子とケイト・ミドルトンの結婚式に関連したものも出回った。スパム送信国では、全スパムトラフィックのうちそれぞれ12.76%と7.15%を送信したインドとブラジルが引き続きトップとなっている。メールトラフィック内のマルウェアでは、メールアンチウイルスが検知したマルウェアランキングにアンチウイルスプログラムに関連したマルウェア「Packed.Win32.Katusha.n」と「Trojan-Downloader.Win32.FraudLoad.hxv」が登場した。4月には全メールの3.65%に悪質なファイルが検知され、前月から0.43ポイント増加した。
(吉澤亨史)
http://www.kaspersky.co.jp/news?id=207582718
《ScanNetSecurity》