Mac向け偽セキュリティソフト、64bit版トロイの木馬など--月例レポート(カスペルスキー)
株式会社Kaspersky Labs Japan(カスペルスキー)は6月10日、2011年5月の「マルウェアマンスリーレポート」を発表した。このレポートは、ロシアKaspersky社が6月6日に公開したリリースの抄訳。レポートによると、5月にはWeb経由で偽セキュリティソフトによりPCを感染しよ
脆弱性と脅威
脅威動向
さらに、ハッカーによるソニーへの攻撃も継続している。4月末から5月始めにかけて行われた「Playstation Network」および「ソニー・オンラインエンタテインメント」への攻撃に続き、5月20日にはタイのソニーのWebサイトが攻撃され、hdworld.sony.co.thにはイタリアのクレジットカードの所有者を狙ったフィッシングページが配置された。5月22日にはギリシャのサイトであるSonyMusic.grが攻撃を受け、登録されたユーザの情報(ニックネーム、本名、メールアドレス)が公的にアクセス可能になった。2日後にはsony.co.jp上で複数の脆弱性が見つかったが、盗まれたデータベースには個人情報は含まれていなかったという。同社では、ソニーへの攻撃は綿密に計画、準備されたことは明らかで、今後もPSNのようなサービスを狙った別の攻撃が起こることはまず間違いないとしている。
(吉澤亨史)
http://www.kaspersky.co.jp/news?id=207582720
《ScanNetSecurity》