7月の警察庁へのサイバー攻撃について発表、尖閣諸島との関連も(警察庁) | ScanNetSecurity
2026.03.04(水)

7月の警察庁へのサイバー攻撃について発表、尖閣諸島との関連も(警察庁)

警察庁は8月26日、7月に発生した同庁に対するサイバー攻撃への対応について発表した。これは7月10日から11日にかけて、同庁Webサーバに対し複数の攻撃ツールを使用したとみられるサイバー攻撃(DDoS攻撃)が行われ、同庁のWebサイトの閲覧に支障が生じたもの。分析の結果

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警察庁は8月26日、7月に発生した同庁に対するサイバー攻撃への対応について発表した。これは7月10日から11日にかけて、同庁Webサーバに対し複数の攻撃ツールを使用したとみられるサイバー攻撃(DDoS攻撃)が行われ、同庁のWebサイトの閲覧に支障が生じたもの。分析の結果、中国の大手検索サイトの掲示板において、7月4日の尖閣諸島における航空自衛隊の中国偵察機に対する緊急発進のニュース内容とともに、攻撃ツールを使用して日本にサイバー攻撃を呼びかける記述があり、攻撃目標として同庁Webサイトが掲示されていたことが判明した。

当該期間における警察庁Webサーバに対するアクセスを分析した結果、攻撃元である可能性が高いIPアドレスを抽出した。これらはすべて、海外所在(そのうち約9割が中国所在)のものであったことから、ICPOを通じ海外の捜査機関に対し捜査協力要請を実施するとともに、再発防止措置を依頼した。また、攻撃ツールを使用したとみられるなど、攻撃元と疑われるような発信元は国内には所在しなかった。また警察庁は関係機関との連携として、本件掲示板の監視を続けた結果、攻撃者が攻撃目標を警察庁から他の省庁に変更していることが判明したため、当該省庁および内閣官房に対し、サイバー攻撃の呼びかけに係る情報を提供するなど、関係機関との連携を図ったという。
(吉澤亨史)

http://www.npa.go.jp/keibi/biki3/230826kouhou.pdf

《ScanNetSecurity》

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