モバイルを狙う攻撃コードが上半期で倍増、深刻な脆弱性は3倍に(日本IBM)
日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は10月3日、米本社が公開した「2011年X-Force上半期トレンド&リスク・レポート」を発表した。本レポートは、脆弱性の記録、分析、調査を実施するX-Forceチームが作成したもので、公開された脆弱性についてのIBMによる調査から得
脆弱性と脅威
脅威動向
X-Forceは、2011年に公開されるモバイル端末の攻撃コード数が前年比で2倍になると予測している。また、深刻な脆弱性の割合が2011年現在までに3倍になっており、APT攻撃に悪用されている。一方で、コンピュータセキュリティ分野における進歩も明らかになり、インターネット犯罪との戦いが前進したとしている。なおIBMは、顧客がこのようなセキュリティ課題に対処できるよう、北米と欧州のIBM Institute for Advanced Securityと連携する研究所をアジア太平洋地域に設立した。
(吉澤亨史)
http://www-06.ibm.com/jp/press/2011/10/0301.html
《ScanNetSecurity》