日本のSNS、利用者は4,289万人で普及率45%に(ICT総研) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

日本のSNS、利用者は4,289万人で普及率45%に(ICT総研)

 ICT総研は27日、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の利用動向およびSNS広告活用状況に関する調査結果を発表した。

製品・サービス・業界動向 業界動向
日本におけるSNS利用者数
日本におけるSNS利用者数 全 4 枚 拡大写真
 ICT総研は27日、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の利用動向およびSNS広告活用状況に関する調査結果を発表した。

 SNSの多くは、利用者登録さえすれば無料でサービスが利用できるものが多いため、その利用者は年々増加の一途を辿っている。2011年12月時点の国内ネットユーザーは9,510万人に達しているが、SNS利用者はそのうちの45%にあたる4,289万人となった。前年末の3,671万人から618万人増加しており、毎月50万人以上がサービスを開始していることになるという。

 SNSの大半は無料登録できることから、複数のSNSに登録を行う利用者も多く、その登録総数は重複登録分も含めると2011年末で1億5,715万件。国内3大SNSと言われる「mobage」「GREE」「mixi」はそれぞれ2,500万~3,000万件以上の登録者を保有しており、3社だけで約9,000万件近い登録者数となる。これに対して、海外系事業者であるTwitter、Facebook、Google+、Ping(アップル)も、日本国内で利用者を急増させており、その登録総数は3,000万件を超えるとのこと。なおICT総研が実施したアンケート結果や取材情報に基づく需要予測では、2014年末には登録総数で2億5,000万件を突破、利用者数は5,643万人、ネット利用者のなかの普及率は59%に達するものと推定された。

 また「顧客満足度」についても調査を実施。その結果、Twitterが60.7ポイントでトップとなった。2位はmixi(57.6ポイント)、3位はFacebookとGoogle+(56.6ポイント)となっている。

 そのほか、64%の利用者が毎日SNSを利用しているが、一方で登録者の20%はほとんど利用していない実態も明らかとなった。ネットユーザーのなかで将来にわたってSNSを利用しないと考えている人も34%ほどいるため、将来的な普及率はネットユーザーのうちの6割強にとどまる見込み。ちなみにSNS広告を購入の参考にする利用者は15%、約33%が広告を見ていない、とのこと。

日本のSNS、利用者は4,289万人で普及率45%に……ICT総研調べ

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  2. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  3. 日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」

    日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」PR

  4. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  5. Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

    Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

ランキングをもっと見る
PageTop