復号鍵をクラウドで管理する独自技術を開発(NTT) | ScanNetSecurity
2026.11.04(水)

復号鍵をクラウドで管理する独自技術を開発(NTT)

 日本電信電話(NTT)は10日、オンライン環境でのデータ保護におけるセキュリティ上の課題を解決する新しい暗号方式「クラウド鍵管理型暗号方式」を開発したことを発表した。

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クラウド暗号方式の仕組み
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 日本電信電話(NTT)は10日、オンライン環境でのデータ保護におけるセキュリティ上の課題を解決する新しい暗号方式「クラウド鍵管理型暗号方式」を開発したことを発表した。

 この「クラウド暗号方式」は、暗号化されたデータを復号するための復号鍵(パスワードや秘密鍵等)をクラウドで管理する新しい暗号方式であり、NTTが考案した「自己訂正技術」を組み合わせた独自技術だという。

 クラウド暗号方式は、復号鍵をクラウドにとどめたまま管理し、暗号の復号をクラウドに安全に委託する方式となっている。利用者が端末にインストールしたソフトウェアと、復号鍵を管理するクラウドが連携して、暗号化されたデータを端末上で復号できる。従来の暗号方式では利用者の端末に復号鍵を読み込んで暗号を復号していたので、すべての利用者が復号鍵を管理する必要があったが、クラウド暗号方式では、復号鍵はクラウドの内部で管理され、端末に復号鍵を読み込まないため、管理の煩雑さが無くなる見込みだ。

 たとえば、暗号化データをA、B、Cの三人に渡して、後からAとBだけが読めるように設定したり、一度読めるように設定したAが読めなくなるように再設定したりすることが可能)。暗号化データを作成した後でデータの復号を許可する相手を制御することも可能となっている。

 今後NTTでは、クラウド暗号方式をビジネスユースで実用的な技術にするために、プロトタイプシステムの改良、ならびに実用化研究を進めていき、2~3年以内の実用化を目指す。

NTT、暗号を安全に仮想化できる「クラウド鍵管理型暗号方式」を独自開発

《冨岡晶@RBB TODAY》

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