100万台以上のPCでボットネットを構成するウイルスの大規模拡散を確認(Dr.WEB) | ScanNetSecurity
2026.10.02(金)

100万台以上のPCでボットネットを構成するウイルスの大規模拡散を確認(Dr.WEB)

Dr.WEBは、100万台を超える感染したコンピュータによるボットネットの構築を可能にするウイルス「Win32.Rmnet.12」の大規模な拡散について発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
株式会社Doctor Web Pacific(Dr.WEB)は4月19日、100万台を超える感染したコンピュータによるボットネットの構築を可能にするウイルス「Win32.Rmnet.12」の大規模な拡散について発表した。「Win32.Rmnet.12」は、Windows PCを感染させてバックドアとして機能し、一般的なFTPクライアントによって保存されたパスワードを盗む。これらのパスワードは後に、ネットワーク攻撃を仕掛けたり、Webサイトを感染させる目的で使用されることがある。また、リモートサーバから受け取ったコマンドを実行することもできるが、コマンドにはOSの動作を停止させてしまうものもあるという。

このウイルスは、感染したフラッシュドライブ経由で、感染した実行ファイルから、あるいはhtmlドキュメントに組み込まれた特別なスクリプト(ブラウザウィンドウで悪意のあるWebページが開かれるとウイルスをコンピュータに保存する)を使用するなど、多種多様な方法でコンピュータに侵入する。当初ボットの台数は比較的少数であったが、徐々に増加し倍増へと加速している。4月15日現在、1,400,520台の感染したホストが含まれ、その数は着実に増加を続けている。感染コンピュータは、インドネシア、バングラデシュ、ベトナムなどが多い。なお、現在「Win32.Rmnet.12」のネットワークはDr.Webによって完全にコントロールされており、犯罪者がこれにアクセスし、感染したコンピュータに害を及ぼすことはないとしている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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