複数の製品が影響を受けるWindowsコモンコントロールの脆弱性を検証(NTTデータ先端技術) | ScanNetSecurity
2026.07.03(金)

複数の製品が影響を受けるWindowsコモンコントロールの脆弱性を検証(NTTデータ先端技術)

NTTデータ先端技術は、Windowsコモンコントロールの脆弱性により、任意のコードが実行される脆弱性(MS12-027:CVE-2012-0158)に関する検証レポートを公開した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
NTTデータ先端技術株式会社は4月27日、Windowsコモンコントロールの脆弱性により、任意のコードが実行される脆弱性(MS12-027:CVE-2012-0158)に関する検証レポートを公開した。本脆弱性は、MSCOMCTL.OCX ファイル内に含まれる ActiveX コントロールであるWindowsコモンコントールに任意のコードが実行されるというもの。この脆弱性を悪用して、攻撃者は細工したOfficeファイルを添付したメールを送信し、攻撃対象ユーザにファイルを開かせることでローカルユーザと同じ権限を奪取することが可能となる。このコントロールは、Microsoft Office等の複数のアプリケーションが共有コンポーネントとして使用しているため、複数の製品が影響を受ける。

同社では今回、この脆弱性の再現性について検証した。検証は、WindowsXP SP3上のOffice2007 SP3を検証ターゲットシステムとして実施。ターゲットシステムに、細工したワードファイルを開かせることで任意のコードを実行させた。今回の検証に用いたコードは、ターゲットシステム上から特定のサーバ、ポートへコネクションを確立させるよう誘導し、システムの制御を奪取するものであった。その結果、誘導先のコンピュータ(Debian)のコンソール上にターゲットシステム(Windows XP)のプロンプトが表示され、ターゲットシステムの制御の奪取に成功した。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 日経225構成企業の217社で情報漏えいを確認

    日経225構成企業の217社で情報漏えいを確認

  2. セキュリティインシデント体験ツール「ZANSIN」の構築方法について解説

    セキュリティインシデント体験ツール「ZANSIN」の構築方法について解説

  3. サイバー犯罪者が犯行現場に残した「セルフィー」1,500 万枚を LLM 分析

    サイバー犯罪者が犯行現場に残した「セルフィー」1,500 万枚を LLM 分析

  4. 現代仏壇に不正アクセス、親会社である株式会社はせがわが保有する個人情報には影響無し

    現代仏壇に不正アクセス、親会社である株式会社はせがわが保有する個人情報には影響無し

  5. 2りんかんイエローハットに不正アクセス、310万名分の個人情報が漏えい

    2りんかんイエローハットに不正アクセス、310万名分の個人情報が漏えい

ランキングをもっと見る
PageTop