ソーシャルエンジニア型マルウェアを96%阻止する「IE9」は本当に安全か(ウェブルート) | ScanNetSecurity
2026.03.14(土)

ソーシャルエンジニア型マルウェアを96%阻止する「IE9」は本当に安全か(ウェブルート)

ウェブルートは、NSS Labsによる調査報告について疑問を投げかけるブログを公開した。調査報告では、IE9は他の競合ブラウザと比較して、ソーシャルエンジニアリング型マルウェアのブロック率が非常に高いと結論づけている。

脆弱性と脅威 脅威動向
ウェブルート株式会社は5月11日、NSS Labsによる調査報告について疑問を投げかけるブログを公開した。なお、同記事は同本社が2月14日に更新した記事の参考和訳となっている。同調査は、Internet Explorer 9(IE9)、Chrome、Firefox、Safariの保護機能について長期にわたり検証したもの。これによると、IE9は他の競合ブラウザと比較して、ソーシャルエンジニアリング型マルウェアのブロック率が非常に高いと結論づけている。

ソーシャルエンジニアリング型マルウェアのブロック率は、IE9が96.5%、Chrome 15が34.1%、Firefox 7が3.6%、Safari 5が3.5%となっている。しかしこれらの報告からは、クライアント側の脆弱性を狙って攻撃するという、サイバー犯罪のエコシステムが最近見せている重要な動向が欠落していると指摘している。クライアント側の脆弱性を狙った攻撃は、パッチが適用されていないサードパーティのアプリケーションやブラウザ用プラグイン、その他IE9の機能により自動的に保護されないものを悪用して実行される。ブログでは調査結果を過信せず、サードパーティのソフトウェアやブラウザ用プラグインに脆弱性が存在しないか確認すべきとしている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 奴らの仕事は自社製品を壊しまくること ~ Microsoft 攻撃研究チーム「STORM」が示すセキュリティの本気度

    奴らの仕事は自社製品を壊しまくること ~ Microsoft 攻撃研究チーム「STORM」が示すセキュリティの本気度

  2. 個人情報流出のある誤送付は 11 件 ~ 横浜市立大学 令和 7 年度 第 3 四半期における事務処理ミスを公表

    個人情報流出のある誤送付は 11 件 ~ 横浜市立大学 令和 7 年度 第 3 四半期における事務処理ミスを公表

  3. L2 スイッチでゼロトラストを実現、「セキュリティ予算」でなく「ネットワーク機器予算」で導入 ~ パイオリンクが語る超現実解

    L2 スイッチでゼロトラストを実現、「セキュリティ予算」でなく「ネットワーク機器予算」で導入 ~ パイオリンクが語る超現実解PR

  4. 攻撃者グループのリークサイトで窃取されたと思われる情報が公開 ~ 西山製作所へのランサムウェア攻撃

    攻撃者グループのリークサイトで窃取されたと思われる情報が公開 ~ 西山製作所へのランサムウェア攻撃

  5. 山藤三陽印刷にランサムウェア攻撃、外部へのデータ送信を示す痕跡は確認されず

    山藤三陽印刷にランサムウェア攻撃、外部へのデータ送信を示す痕跡は確認されず

ランキングをもっと見る
PageTop