Oracle Java SE JDKおよびJREにおける脆弱性の検証レポートを発表(NTTデータ先端技術) | ScanNetSecurity
2026.01.12(月)

Oracle Java SE JDKおよびJREにおける脆弱性の検証レポートを発表(NTTデータ先端技術)

NTTデータ先端技術は、「Oracle Java SE JDKおよびJRE」の脆弱性により、任意のコードが実行される脆弱性(CVE-2012-1723)に関する検証レポートを公開した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
NTTデータ先端技術株式会社は7月17日、「Oracle Java SE JDKおよびJRE」の脆弱性により、任意のコードが実行される脆弱性(CVE-2012-1723)に関する検証レポートを公開した。本脆弱性はOracle Java JDK and JRE 7 Update 4以前などに存在するもので、JavaバイトコードをHotspot VMにて処理を行う際にコードの検証が不十分であるため、Javaのサンドボックスを回避されることにより発生する。本脆弱性により、リモートからJavaを実行するローカルユーザと同じ権限で任意のコードを実行される危険性がある。本脆弱性は、Oracle社より6月12日に脆弱性が修正されたバージョンがリリースされている。しかし、攻撃を成立させるためのコードが容易に入手可能であり、かつ脆弱性に対する攻撃が容易であること、また攻撃を受けた際にシステムへの影響が大きいことから、本脆弱性の再現性について検証を実施した。

検証は、Windows XP SP3上のJava SE JRE 6 Update 32を検証ターゲットシステムとして実施した。ターゲットシステム上で、悪意のあるユーザが作成したWebページを閲覧させることで、攻撃コードを実行させる。これにより、ターゲットシステムにおいて任意のコードを実行させる。ターゲットシステムは、悪意のあるユーザが用意したホストに制御が誘導される。今回の検証に用いたコードは、ターゲットシステム上から特定のサーバ、ポートへコネクションを確立させるよう誘導し、システムの制御を奪取するもの。これにより、リモートからターゲットシステムが操作可能となる。検証の結果、誘導先のコンピュータ(Debian)のコンソール上にターゲットシステム(Windows XP)のプロンプトが表示され、ターゲットシステムの制御の奪取に成功した。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. EmEditor「公式サイトからダウンロードしたお客様が被害に遭われた点に重い責任を感じて」いる

    EmEditor「公式サイトからダウンロードしたお客様が被害に遭われた点に重い責任を感じて」いる

  2. 「攻撃者の高い執念が感じられ」る 日本語版 EmEditor Web サイトのリンク改変

    「攻撃者の高い執念が感じられ」る 日本語版 EmEditor Web サイトのリンク改変

  3. セキュリティインシデント経験企業の 10 %が 10 億円以上の甚大な経済的損失

    セキュリティインシデント経験企業の 10 %が 10 億円以上の甚大な経済的損失

  4. 人気米Youtuberが約4億円で購入した「ポケモンカード」、包装に改ざん跡

    人気米Youtuberが約4億円で購入した「ポケモンカード」、包装に改ざん跡

  5. 日産自動車の業務委託先に不正アクセス、約 21,000 人の顧客情報流出の可能性

    日産自動車の業務委託先に不正アクセス、約 21,000 人の顧客情報流出の可能性

ランキングをもっと見る
PageTop