Oracle Java SE JDKおよびJREにおける脆弱性の検証レポートを発表(NTTデータ先端技術) | ScanNetSecurity
2026.07.04(土)

Oracle Java SE JDKおよびJREにおける脆弱性の検証レポートを発表(NTTデータ先端技術)

NTTデータ先端技術は、「Oracle Java SE JDKおよびJRE」の脆弱性により、任意のコードが実行される脆弱性(CVE-2012-1723)に関する検証レポートを公開した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
NTTデータ先端技術株式会社は7月17日、「Oracle Java SE JDKおよびJRE」の脆弱性により、任意のコードが実行される脆弱性(CVE-2012-1723)に関する検証レポートを公開した。本脆弱性はOracle Java JDK and JRE 7 Update 4以前などに存在するもので、JavaバイトコードをHotspot VMにて処理を行う際にコードの検証が不十分であるため、Javaのサンドボックスを回避されることにより発生する。本脆弱性により、リモートからJavaを実行するローカルユーザと同じ権限で任意のコードを実行される危険性がある。本脆弱性は、Oracle社より6月12日に脆弱性が修正されたバージョンがリリースされている。しかし、攻撃を成立させるためのコードが容易に入手可能であり、かつ脆弱性に対する攻撃が容易であること、また攻撃を受けた際にシステムへの影響が大きいことから、本脆弱性の再現性について検証を実施した。

検証は、Windows XP SP3上のJava SE JRE 6 Update 32を検証ターゲットシステムとして実施した。ターゲットシステム上で、悪意のあるユーザが作成したWebページを閲覧させることで、攻撃コードを実行させる。これにより、ターゲットシステムにおいて任意のコードを実行させる。ターゲットシステムは、悪意のあるユーザが用意したホストに制御が誘導される。今回の検証に用いたコードは、ターゲットシステム上から特定のサーバ、ポートへコネクションを確立させるよう誘導し、システムの制御を奪取するもの。これにより、リモートからターゲットシステムが操作可能となる。検証の結果、誘導先のコンピュータ(Debian)のコンソール上にターゲットシステム(Windows XP)のプロンプトが表示され、ターゲットシステムの制御の奪取に成功した。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 日経225構成企業の217社で情報漏えいを確認

    日経225構成企業の217社で情報漏えいを確認

  2. セキュリティインシデント体験ツール「ZANSIN」の構築方法について解説

    セキュリティインシデント体験ツール「ZANSIN」の構築方法について解説

  3. サイバー犯罪者が犯行現場に残した「セルフィー」1,500 万枚を LLM 分析

    サイバー犯罪者が犯行現場に残した「セルフィー」1,500 万枚を LLM 分析

  4. リコー製 Web Image Monitor を実装している複数のレーザープリンタおよび複合機(MFP)にオープンリダイレクトの脆弱性

    リコー製 Web Image Monitor を実装している複数のレーザープリンタおよび複合機(MFP)にオープンリダイレクトの脆弱性

  5. 2りんかんイエローハットに不正アクセス、310万名分の個人情報が漏えい

    2りんかんイエローハットに不正アクセス、310万名分の個人情報が漏えい

ランキングをもっと見る
PageTop