「RSウイルス感染症」が7月以降増加、調査以来最多の5,007件にのぼる(国立感染症研究所) | ScanNetSecurity
2026.10.27(火)

「RSウイルス感染症」が7月以降増加、調査以来最多の5,007件にのぼる(国立感染症研究所)

 乳幼児の肺炎の原因ともなる「RSウイルス感染症」が7月以降増加しており、10月1日-7日の報告数が発生動向調査を開始して以来最多の5,007件にのぼることが10月19日、国立感染症研究所の調べにより明らかになった。

脆弱性と脅威 脅威動向
RSウイルス感染症の年別・週別発生状況
RSウイルス感染症の年別・週別発生状況 全 3 枚 拡大写真
 乳幼児の肺炎の原因ともなる「RSウイルス感染症」が7月以降増加しており、10月1日~10月7日の報告数が発生動向調査を開始して以来最多の5,007件にのぼることが10月19日、国立感染症研究所の調べにより明らかになった。都道府県別の報告数をみると、東京都がもっとも多く548件だった。

 RSウイルス感染症は冬期を中心に流行する感染症であり、例年12月か翌年の1月にそのピークを迎えている。しかし、2011年、2012年と2年連続して7月頃から増加傾向がみられている。2012年7月9日以降は、ほとんどの週で前週よりも増加がみられており、8月27日~9月2日の週以降は急激に増加している。

 10月1日~10月7日の報告数は5,007件で、2003年にRSウイルス感染症の発生動向が開始されて以降、これまで最多の2010年1月の報告数を上回った。都道府県別の報告数をみると、東京都(548)、福岡県(476)、大阪府(362)、埼玉県(220)、山口県(162)、群馬県(155)、愛知県(155)、宮崎県(148)の順に多い。29の道府県で前週の報告数よりも増加がみられている

 7月9日以降の13週間では、累積報告数27,378件中、0歳が36.0%(0~5か月13.9%、6~11か月22.1%)、1歳が38.2%、2歳が15.0%であり、1歳がもっとも多い。

 RSウイルス感染症の主な感染経路は飛沫感染と接触感染で感染力が強く、生涯にわたって何度も顕性感染を繰り返すという。

RSウイルス感染症、冬期のピークを前に過去最多件数に

《工藤 めぐみ@リセマム》

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