山形系統のB型ウイルスを横浜市で確認(国立感染症研究所) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

山形系統のB型ウイルスを横浜市で確認(国立感染症研究所)

 国立感染症研究所は10月23日、9月に集団事例よりインフルエンザA(H3N2)型ウイルス、タイから帰国した患者よりA(H1N1)pdm09ウイルス、10月に散発事例より山形系統のB型ウイルスが横浜市で確認されたことを公表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
週別インフルエンザウイルス分離・検出報告数
週別インフルエンザウイルス分離・検出報告数 全 2 枚 拡大写真
 国立感染症研究所は10月23日、9月に集団事例よりインフルエンザA(H3N2)型ウイルス、タイから帰国した患者よりA(H1N1)pdm09ウイルス、10月に散発事例より山形系統のB型ウイルスが横浜市で確認されたことを公表した。

 インフルエンザA(H3N2)型ウイルスの集団事例として、9月7日に福祉施設で19名の集団発生報告があり、9月11日に保育園で13名の発生報告があった。どちらも海外渡航歴はなかったという。また、タイから帰国した37歳の患者がインフルエンザA型と診断された。

 山形系統のB型ウイルスは、2004年以降の流行はなく、抗体保有率も低いことからワクチン接種等の感染予防対策が必要という。

 なお、東京墨田区では、9月6日に今季初のインフルエンザによる学級閉鎖があり、各地で流行の兆しがみられる。

国立感染症研究所、横浜市でのインフルエンザ発生を発表

《工藤 めぐみ@リセマム》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  2. 日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」

    日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」PR

  3. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  4. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  5. Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

    Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

ランキングをもっと見る
PageTop