Tectia SSH Serverの処理の不備で認証を回避される脆弱性の検証レポート(NTTデータ先端技術) | ScanNetSecurity
2026.01.23(金)

Tectia SSH Serverの処理の不備で認証を回避される脆弱性の検証レポート(NTTデータ先端技術)

NTTデータ先端技術は、Tectia SSH Serverの処理の不備により認証を回避される脆弱性に関する検証レポートを公開した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
検証イメージ
検証イメージ 全 2 枚 拡大写真
NTTデータ先端技術株式会社は12月5日、Tectia SSH Serverの処理の不備により認証を回避される脆弱性に関する検証レポートを公開した。本脆弱性は、パスワード認証を利用している場合、ユーザが自身のパスワードを変更するための機能である「SSH USERAUTH CHANGE REQUEST」に問題があるため、パスワード変更要求処理を誤動作させることで認証を回避し、パスワードを用いることなくログインすることが可能になる。同社では今回、この脆弱性の再現性について検証を行った。

検証は、RedHat Enterprise Linux 5.3上のTectia SSH Server 6.3.2.33を検証ターゲットシステムとして実施した。ターゲットシステムに対して認証リクエストを送信し、特定条件において認証を回避しログインする。今回の検証に用いた手法は、ターゲットシステム上のTectia SSH Serverに対して特別に加工したSSHで接続を行うことにより、認証を回避してログインし、システムの制御を奪取するもの。これにより、リモートからターゲットシステムが操作可能となる。検証の結果、誘導先のコンピュータ(Ubuntu)の画面に、ターゲットシステム(RedHat Enterprise Linux 5.3)においてコマンドを実行した結果が表示され、ターゲットシステムの制御の奪取に成功した。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. Linux カーネルでの TLS プロトコル通信処理の不備に起因する境界外メモリアクセスの脆弱性(Scan Tech Report)

    Linux カーネルでの TLS プロトコル通信処理の不備に起因する境界外メモリアクセスの脆弱性(Scan Tech Report)

  2. 大崎市が情報公開により提供した PDF ファイルの黒塗り加工が特定の操作で除去可能

    大崎市が情報公開により提供した PDF ファイルの黒塗り加工が特定の操作で除去可能

  3. 大企業の 66.8 %がセキュリティ不備を理由に取引停止や契約更新を見送る しかし取引停止された中小企業は景気悪化等が理由と誤認識

    大企業の 66.8 %がセキュリティ不備を理由に取引停止や契約更新を見送る しかし取引停止された中小企業は景気悪化等が理由と誤認識

  4. 関西総合システムにランサムウェア攻撃、クラウドサービスへの影響はなし

    関西総合システムにランサムウェア攻撃、クラウドサービスへの影響はなし

  5. マイページへのアクセスが不可能に ~ カンバスにランサムウェア攻撃

    マイページへのアクセスが不可能に ~ カンバスにランサムウェア攻撃

ランキングをもっと見る
PageTop