総合サーバセキュリティソリューションの新版、仮想環境を中心に機能強化(トレンドマイクロ)
トレンドマイクロは、総合サーバセキュリティソリューションの新版「Trend Micro Deep Security 9.0」を6月10日より受注開始する。
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新版では、エージェントレスで仮想環境のセキュリティ対策を実現する「Trend Micro Deep Security Virtual Appliance」において、より仮想環境の運用実情に即した機能強化を行った。具体的には、複数の仮想マシンの脆弱性を自動で保護する機能により、仮想マシンを運用する企業の管理工数を低減する。また、ウイルス検索機能の拡張として、複数の仮想マシンの同時検索機能や、各仮想マシンのハッシュ値をバーチャルアプライアンスがキャッシュとして保持し、変更があったファイルのみを検索する機能を追加した。これらの機能により、VDIのようなクローン環境においてウイルス検索時間を短縮し、システム負荷の少ないウイルス検索が可能になる。さらに管理ツールである「Deep Security Manager」の管理コンソールも連携強化などが行われた。今後1年間の販売目標は10億円としている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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