月例セキュリティ情報10件を公開、最大深刻度「緊急」は2件(日本マイクロソフト)
日本マイクロソフトは、2013年5月のセキュリティ情報を公開した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「緊急」
MS13-037:Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(2829530)要再起動
MS13-038:Internet Explorer 用のセキュリティ更新プログラム(2847204)再起動が必要な場合あり
「重要」
MS13-039:HTTP.sys の脆弱性により、サービス拒否が起こる(2829254)要再起動
MS13-040:.NET Framework の脆弱性により、なりすましが行われる(2836440)再起動が必要な場合あり
MS13-041:Lync の脆弱性により、リモートでコードが実行される(2834695)再起動が必要な場合あり
MS13-042:Microsoft Publisher の脆弱性により、リモートでコードが実行される(2830397)再起動が必要な場合あり
MS13-043:Microsoft Word の脆弱性により、リモートでコードが実行される(2830399)再起動が必要な場合あり
MS13-044:Microsoft Visio の脆弱性により、情報漏えいが起こる(2834692)再起動が必要な場合あり
MS13-045:Windows Essentials の脆弱性により、情報漏えいが起こる(2813707)再起動が必要な場合あり
MS13-046:カーネルモード ドライバーの脆弱性により、 特権が昇格される(2840221)要再起動
このうち、MS13-038(CVE-2013-1347:影響なし)、MS13-040(CVE-2013-1337:対象外)は脆弱性が一般で公開されていた。また、MS13-038(CVE-2013-1347)は脆弱性を悪用しようとする攻撃を確認しているという。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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