2012年度のフィッシングサイトは前年から3倍増、ブランドは固定化傾向(フィッシング対策協議会)
フィッシング対策協議会は、フィッシングの被害状況、フィッシングの攻撃技術・手法などをとりまとめた「フィッシングレポート2013 -フィッシング被害の社会問題化-」を公開した。。
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フィッシング対策協議会に対するフィッシング情報の報告件数は、2012年度で対前年度で約66%増(2011年度498件から、2012年度828件)、フィッシングサイトの件数は、対前年度で293%増(2011年度582件から、2012年度2,286件)となった。一方で、フィッシングによりブランド名を悪用された企業の件数は、2012年度は対前年度で20%減少(2011年度147件から、2012年度117件)している。これは、フィッシングの対象となるブランド数が頭打ちの傾向にあること、つまり犯罪者がターゲットとするブランドが固定化しつつあることを示しており、注意が必要としている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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