OSPFプロトコルのLSA識別に問題(JVN) | ScanNetSecurity
2026.11.02(月)

OSPFプロトコルのLSA識別に問題(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、OSPFプロトコルの仕様にはLSAの識別に関する問題が存在すると「JVN」で発表した。OSPFプロトコルを実装している製品が本問題の影響を受ける可能性がある。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
OSPF Version 2に関する情報
OSPF Version 2に関する情報 全 1 枚 拡大写真
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月2日、Open Shortest Path First(OSPF)プロトコルの仕様には、Link State Advertisement(LSA)の識別に関する問題が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。OSPFプロトコルを実装している製品が本問題の影響を受ける可能性がある。

OSPFプロトコルで規定されているLSAには、LS Type、Advertising Router および Link State ID が含まれている。OSPFの規定では、router-LSAのLink State IDとAdvertising Routerには同一の値が設定される。この2つの値が異なる、細工されたrouter-LSAを受信することで、ルーティングテーブルの内容が改ざんされる可能性(CVE-2013-0149)がある。この問題が悪用されると、各製品や実装により影響は異なるが、ルーティングテーブルを改ざんされることでDoS攻撃を受けたり、ネットワークのトラフィックを別のルータに誘導されるなどの可能性がある。JVNでは、各製品の開発者が提供する情報をもとにアップデートするよう呼びかけている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 他の職員のIDとパスワードを使用し複数回にわたり庁内共有フォルダに不正アクセス、上司の印影の偽造も

    他の職員のIDとパスワードを使用し複数回にわたり庁内共有フォルダに不正アクセス、上司の印影の偽造も

  2. セキュリティに高い優先順位を置いていたとは必ずしも言えない経営者が変化成長していくドキュメンタリー

    セキュリティに高い優先順位を置いていたとは必ずしも言えない経営者が変化成長していくドキュメンタリー

  3. PingCAPに不正アクセス、日本国内で最大約5万件の個人情報が漏えい

    PingCAPに不正アクセス、日本国内で最大約5万件の個人情報が漏えい

  4. AI を活用した総点検で発見 ~ デジタルアーツのクラウドサービス運用環境に不正アクセス

    AI を活用した総点検で発見 ~ デジタルアーツのクラウドサービス運用環境に不正アクセス

  5. リゾートトラストのウェブサイトに不正アクセス、約 2万6,000件の会員情報が漏えい

    リゾートトラストのウェブサイトに不正アクセス、約 2万6,000件の会員情報が漏えい

ランキングをもっと見る
PageTop