月例セキュリティ情報8件を公開、最大深刻度「緊急」は3件(日本マイクロソフト) | ScanNetSecurity
2025.12.06(土)

月例セキュリティ情報8件を公開、最大深刻度「緊急」は3件(日本マイクロソフト)

日本マイクロソフトは、2013年8月のセキュリティ情報を公開した。公開されたセキュリティ情報は事前通知通り8件で、最大深刻度「緊急」が3件、「重要」が5件。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
日本マイクロソフトによる発表
日本マイクロソフトによる発表 全 1 枚 拡大写真
日本マイクロソフト株式会社は8月14日、2013年8月のセキュリティ情報を公開した。公開されたセキュリティ情報は事前通知通り8件で、最大深刻度「緊急」が3件、「重要」が5件となっている。内容は以下の通り(深刻度順)。

「緊急」
MS13-059:Internet Explorer 用の累積セキュリティ更新プログラム(2862772)要再起動
MS13-060:Unicode スクリプト プロセッサの脆弱性により、リモートでコードが実行される(2850869)再起動が必要な場合あり
MS13-061:Microsoft Exchange Server の脆弱性により、リモートでコードが実行される(2876063)再起動が必要な場合あり

「重要」
MS13-062:リモート プロシージャ コールの脆弱性により、特権が昇格される(2849470)要再起動
MS13-063:Windows カーネルの脆弱性により、特権が昇格される(2859537)要再起動
MS13-064:Windows NAT ドライバーの脆弱性により、サービス拒否が起こる(2849568)要再起動
MS13-065:ICMPv6 の脆弱性により、サービス拒否が起こる(2868623)要再起動
MS13-066:Active Directory フェデレーション サービスの脆弱性により、情報漏えいが起こる(2873872)再起動が必要な場合あり

このうち、MS13-061(複数の脆弱性が存在)およびMS13-063(CVE-2013-2556)の脆弱性については一般で公開されていた。また、適用に優先順位を設定する必要がある企業ユーザの場合は、MS13-059(Internet Explorer)、および、MS13-060(Unicode スクリプト プロセッサ)を優先的に適用するよう推奨している。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

    期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

  2. 191.4万件の個人情報が漏えいした可能性 ~ アサヒグループホールディングスへのランサムウェア攻撃

    191.4万件の個人情報が漏えいした可能性 ~ アサヒグループホールディングスへのランサムウェア攻撃

  3. FortiGate の SSL-VPN 廃止受けた設定最適化サービス

    FortiGate の SSL-VPN 廃止受けた設定最適化サービス

  4. 良知経営に不正アクセス、企業情報及び個人情報が流出した可能性

    良知経営に不正アクセス、企業情報及び個人情報が流出した可能性

  5. 病院業務へ影響なし ~ 順天堂大学にランサムウェア攻撃、女性スポーツ研究センター独自運用 NAS が被害に

    病院業務へ影響なし ~ 順天堂大学にランサムウェア攻撃、女性スポーツ研究センター独自運用 NAS が被害に

ランキングをもっと見る
PageTop