「JavaServer Faces」に複数の脆弱性(JVN) | ScanNetSecurity
2025.12.10(水)

「JavaServer Faces」に複数の脆弱性(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、Oracle社の提供する「JavaServer Faces」に複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
Oracle は、本脆弱性を Oracle Critical Patch Update Advisory - October 2013 で修正している
Oracle は、本脆弱性を Oracle Critical Patch Update Advisory - October 2013 で修正している 全 1 枚 拡大写真
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月17日、Oracle社の提供する「JavaServer Faces」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「JavaServer Faces」は、「Oracle Fusion Middleware」に含まれる Oracle GlassFish Serverコンポーネント、Oracle JDeveloperコンポーネント、Oracle WebLogic Serverコンポーネントなどで使用されている。

「JavaServer Facesを使用しているアプリケーション」には、Improper Limitation of a Pathname to a Restricted Directory('Path Traversal')やIncorrect Control Flow Scopingなどの脆弱性(CVE-2013-3827)が存在する。本脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者に情報を取得される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに対策版へアップデートするよう呼びかけている。なお本脆弱性は、アクセスを制限することで影響を軽減できるとしている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ITコンサル企業、特別損失 73,000,000 円計上 ~ 連結子会社への不正アクセス受け

    ITコンサル企業、特別損失 73,000,000 円計上 ~ 連結子会社への不正アクセス受け

  2. 伊予銀行の再委託先で使用していたローレルバンクマシン提供のクラウドサービスに身代金要求を伴う不正アクセス

    伊予銀行の再委託先で使用していたローレルバンクマシン提供のクラウドサービスに身代金要求を伴う不正アクセス

  3. 不審な通信ログ検知し発覚 ~ 日本ビジネスシステムズに不正アクセス

    不審な通信ログ検知し発覚 ~ 日本ビジネスシステムズに不正アクセス

  4. 大気社の海外グループ会社へのランサムウェア攻撃、社外への情報流出は確認されず

    大気社の海外グループ会社へのランサムウェア攻撃、社外への情報流出は確認されず

  5. 停職 3 月の停職処分に ~ 工事に係る秘匿情報を業者に漏えい

    停職 3 月の停職処分に ~ 工事に係る秘匿情報を業者に漏えい

ランキングをもっと見る
PageTop