セキュリティ専門誌15周年 編集長対談 第1回「休刊を迎えたハッカージャパンを偲ぶ」 | ScanNetSecurity
2024.05.19(日)

セキュリティ専門誌15周年 編集長対談 第1回「休刊を迎えたハッカージャパンを偲ぶ」

「Officeさんの事件に関してはこちらも思い出深いです。実はACCSの0dayに関してはハッカージャパンにも記事としてはもらっていました。記事にやり方が書いてあったので、ぼく、動作確認してみたんですよ。」

特集 コラム
「業界に入るきっかけがハッカージャパンという話はよく聞くのである一定の貢献はできたのかなって思います」 HackerJapan編集長 斉藤健一氏
「業界に入るきっかけがハッカージャパンという話はよく聞くのである一定の貢献はできたのかなって思います」 HackerJapan編集長 斉藤健一氏 全 2 枚 拡大写真
Scan15周年ということで、Scanと同じ1998年に創刊し、共に15周年を迎えたセキュリティ専門誌「ハッカージャパン」編集長と両誌の未来を語る記念対談を行うことになっていたのですが、突然のニュースが飛び込んできました。「ハッカージャパン」誌の休刊です。

そこで記念対談は趣旨を少し変更し、ハッカージャパン誌編集長の斉藤健一氏にハッカージャパン休刊の理由を聞くとともに、ハッカージャパン誌とも縁の深い、本誌編集長上野と、これまでのハッカージャパンを振り返ることにしました。(聞き手:ScanNetSecurity編集長 上野宣)

--

──この間たまたま家の本を整理しててハッカージャパンの全号並べて写真撮ったばかりだったんですよ。まさかその次の号で最終号になるとは思ってもみなかったです。

残念ですが、これまでやってきて、セキュリティキャンプであったり、セキュリティ業界の人でキャンプに参加するきっかけやこの業界に入るきっかけがハッカージャパンという話はよく聞くので、まあ、ある一定の貢献はできたのかなって思います。月並みな発言ですけど。

──セキュリティキャンプに来る学生の中には生まれる前からハッカージャパンがある人もいるんですよね。15年あっという間だった気がするけど、その人にとっては人生と同じ長さなんですよね。

●休刊に至る経緯

──ハッカージャパンが休刊になるということですが、休刊に至る理由をお聞かせください。

《構成・文:山本洋介山》

関連記事

この記事の写真

/
PageTop

アクセスランキング

  1. ゆめタウン運営イズミへのランサムウェア攻撃、VPN 装置から侵入

    ゆめタウン運営イズミへのランサムウェア攻撃、VPN 装置から侵入

  2. 範を示す ~ MITRE がサイバー攻撃被害公表

    範を示す ~ MITRE がサイバー攻撃被害公表

  3. 東急のネットワークに不正アクセス、連結子会社のファイルサーバでデータ読み出される

    東急のネットワークに不正アクセス、連結子会社のファイルサーバでデータ読み出される

  4. 検診車で実施した胸部レントゲン検診が対象、川口市の集団検診業務委託先へランサムウェア攻撃

    検診車で実施した胸部レントゲン検診が対象、川口市の集団検診業務委託先へランサムウェア攻撃

  5. 認証とID管理にガバナンスを ~ NTTデータ先端技術「VANADIS」で実現する「IGA(Identity Governance and Administration)」とは

    認証とID管理にガバナンスを ~ NTTデータ先端技術「VANADIS」で実現する「IGA(Identity Governance and Administration)」とはPR

  6. 脆弱性管理クラウド「yamory」SBOM 機能に関する特許取得

    脆弱性管理クラウド「yamory」SBOM 機能に関する特許取得

  7. 個人情報漏えいの疑いも ~ 八尾市立斎場職員が加重収賄罪ほかの容疑で逮捕

    個人情報漏えいの疑いも ~ 八尾市立斎場職員が加重収賄罪ほかの容疑で逮捕

  8. NRIセキュア 研修コンテンツ「セキュアEggs」基礎編オンデマンド提供、30日間アクセス可

    NRIセキュア 研修コンテンツ「セキュアEggs」基礎編オンデマンド提供、30日間アクセス可

  9. DHCP のオプション 121 を利用した VPN のカプセル化回避の問題、VPN を使用していない状態に

    DHCP のオプション 121 を利用した VPN のカプセル化回避の問題、VPN を使用していない状態に

  10. runc におけるコンテナ内部からホスト OS への侵害が可能となるファイルディスクリプタ情報漏えいの脆弱性(Scan Tech Report)

    runc におけるコンテナ内部からホスト OS への侵害が可能となるファイルディスクリプタ情報漏えいの脆弱性(Scan Tech Report)

ランキングをもっと見る