2013年第3四半期の国内携帯電話出荷台数は大幅なマイナス成長、スマートフォン出荷比率は76.5%に(IDC Japan) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

2013年第3四半期の国内携帯電話出荷台数は大幅なマイナス成長、スマートフォン出荷比率は76.5%に(IDC Japan)

 IDC Japanは11月18日、国内携帯電話およびスマートフォン端末の、2013年第3四半期(2013年7~9月)の出荷台数実績を発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
2013年第3四半期 国内携帯電話出荷台数ベンダー別 シェア(IDC Japan, 11/2013)
2013年第3四半期 国内携帯電話出荷台数ベンダー別 シェア(IDC Japan, 11/2013) 全 2 枚 拡大写真
 IDC Japanは11月18日、国内携帯電話およびスマートフォン端末の、2013年第3四半期(2013年7~9月)の出荷台数実績を発表した。

 同期の国内携帯電話出荷台数(スマートフォンとフィーチャーフォンの合計)は、前年同期比18.6%減の899万台で、大幅なマイナス成長となった。理由については、NTTドコモ向のスマートフォンの販売台数が大幅に減少したこと、1年前の2012年第3四半期は出荷台数が高水準となっていたことがあげられる。なお携帯電話総出荷台数におけるスマートフォン出荷比率は76.5%で、前四半期(2013年4~6月)の77.4%とほぼ同じだった。

 スマートフォン需要については、iPhoneは好調だったがAndroid端末の販売不振が大きく響き、こちらも前年同期比13.7%減の688万台に縮小している。

 携帯電話におけるベンダー別出荷台数シェアでは、アップルが41.4%で4四半期連続首位。第2位には、NTTドコモ向けスマートフォンの出荷台数が大幅に増加したソニーがシェア15.7%でランクイン。第3位はシャープで、前四半期と同じトップ3となっている。

 スマートフォンにおけるベンダー別シェアは、9月に発売された新規モデルiPhone 5s/5cが出荷台数を大きく押し上げ、アップルが前四半期の市場占有率である36.1%をさらに大きく上回る54.1%のシェアを獲得した。第2位ソニー、第3位シャープと、これも順位は変わらなかった。なおサムスンは、販売台数の伸び悩みから、順位を1つ下げて第5位となった。

2013年第3四半期、携帯電話/スマートフォンともに出荷減少

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  2. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  3. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  4. Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

    Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

  5. パソナの派遣社員が独立行政法人に関する情報を不正に持ち出し、削除の要請にも応じず

    パソナの派遣社員が独立行政法人に関する情報を不正に持ち出し、削除の要請にも応じず

ランキングをもっと見る
PageTop