攻撃に対する企業の危機意識の低さが市場の成長率を妨げる要因に(IDC Japan) | ScanNetSecurity
2026.09.26(土)

攻撃に対する企業の危機意識の低さが市場の成長率を妨げる要因に(IDC Japan)

IDC Japanは、2012年の国内通信事業者によるセキュリティサービスの市場規模と2017年までの予測を発表した。

製品・サービス・業界動向 業界動向
攻撃に対する企業の危機意識の低さが市場の成長率を妨げる要因に(IDC Japan)
攻撃に対する企業の危機意識の低さが市場の成長率を妨げる要因に(IDC Japan) 全 1 枚 拡大写真
IDC Japan株式会社は11月26日、2012年の国内通信事業者によるセキュリティサービスの市場規模と2017年までの予測を発表した。これによると、国内通信事業者が提供するセキュリティサービス市場規模は、2012年において前年比10.2%増の2,396億円となった。2013年については、同比6.9%増の2,561億円になると予測している。2012年から2017年の年間平均成長率(CAGR)は5.2%、2017年における市場規模は3,081億円に達すると見込んでいる。

2017年の市場規模の内訳は、法人向けセキュリティコンサルティングサービスが28億円(2012年~2017年のCAGR:3.8%)、法人向けセキュリティシステム構築サービスが364億円(同3.6%)、法人向けセキュリティアウトソーシングサービスが1,173億円(同5.9%)、法人向けセキュリティ教育/トレーニングサービスが5億円(同2.8%)、個人向けサービスが1,511億円(同5.0%)とIDCでは予測している。

今後は法人市場、個人市場ともにエンドポイントのセキュリティサービスの普及が見込まれ、また標的型攻撃などへの対策のために、大企業や官公庁を中心に、高度なセキュリティ技術を持つ事業者へのアウトソーシング意向が高まり、通信事業者のセキュリティサービスの売上げも増加するとみている。一方、サイバー攻撃による情報漏えい事件がメディアを賑わせても、当事者意識を持ってセキュリティ投資額を増やす企業は少数派という、外部からの攻撃に対する企業の危機意識の低さが、市場の成長率を妨げる要因になっていると指摘している。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 関西学院大学で学生の個人情報が閲覧可能な状態に、非常勤講師が外部SNSサービス「hyocom」を利用

    関西学院大学で学生の個人情報が閲覧可能な状態に、非常勤講師が外部SNSサービス「hyocom」を利用

  2. 極東開発工業子会社の日本トレクス、不正アクセスによるシステム障害を発表

    極東開発工業子会社の日本トレクス、不正アクセスによるシステム障害を発表

  3. カルビーのプロ野球チップス関連サービス「PhotoGoods」で個人情報漏えいの可能性

    カルビーのプロ野球チップス関連サービス「PhotoGoods」で個人情報漏えいの可能性

  4. ロート製薬のシステムに不正アクセス

    ロート製薬のシステムに不正アクセス

  5. 「西武 旅するレストラン 『52 席の至福』」予約サイトで予約関連情報の一部が漏えい

    「西武 旅するレストラン 『52 席の至福』」予約サイトで予約関連情報の一部が漏えい

ランキングをもっと見る
PageTop