Windows Azure「コンピューティング集中型インスタンス」A8およびA9正式運用開始、科学技術計算や創薬研究用途(日本マイクロソフト)
日本マイクロソフトは1月31日、パブリッククラウドサービスであるWindows Azureのクラウドサービスに「コンピューティング集中型インスタンスA8」および「同A9」を追加し、正式サービスとして提供を開始した。
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「コンピューティング集中型インスタンス」は、リスク管理/保険数理計算、CAE(Computer Aided Engineering)、レンダリング、科学技術計算、創薬研究など、非常に高い数値計算能力とネットワーク能力が求められるアプリケーションの実行に適した環境だ。「A8」「A9」は、処理能力を高めるため、より高速なプロセッサ、多数の仮想コア、大量のメモリを搭載した構成。A8は仮想コア数が8、RAMが56GB、A9は仮想コア数が16、RAMが112GBとなる。
40GbpsのInfiniBandネットワークも搭載しており、リモート ダイレクト メモリ アクセス(RDMA)テクノロジによって、並列Message Passing Interface(MPI) アプリケーションの効率を最大限に高めることが可能となっている。またWindows HPCテクノロジーもサポートしている(HPC Pack 2012 R2)。
価格は、A8が1時間あたり203.45円(月額15万1365円)、A9が1時間あたり406.90円(月額30万2729)。
日本MS、Windows Azure「コンピューティング集中型インスタンス」A8およびA9正式運用開始
《冨岡晶@RBB TODAY》
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