スマホゲームアプリのクラッキング脆弱性診断サービス開始(サイファー・テック) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

スマホゲームアプリのクラッキング脆弱性診断サービス開始(サイファー・テック)

DRM技術によるコンテンツ・文書保護サービスを開発提供するサイファー・テック株式会社は5月30日、スマートフォンゲームアプリ向け脆弱性診断サービスを6月から開始すると発表した。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
DRM技術によるコンテンツ・文書保護サービスを開発提供するサイファー・テック株式会社は5月30日、スマートフォンゲームアプリ向け脆弱性診断サービスを6月から開始すると発表した。

「ゲームアプリ向けクラッキング耐性評価サービス」は、端末にアプリをインストールしてプレイするネイティブゲームを開発するゲーム会社を対象とするサービスで、ユーザーのなりすましや不正利用等、ネイティブゲーム特有のチートや改ざんの脆弱性を診断する。近年、スマートフォンの普及に伴い「パズル&ドラゴンズ」や「魔法使いと黒猫のウィズ」に見られるように、ネイティブゲームの流行が続いており、市場規模が拡大している一方で、こうしたリスクにまで適切な対策を行う企業はまだ少数派だ。

テスターがマニュアル作業を含む診断を行い、想定標準診断期間は約1ヶ月、費用は100万円から。今回のサービス化以前に、すでにネイティブゲーム開発企業の依頼を受け約100タイトルの検証をした実績があるという。

同社広報の小槻博文氏によれば、類似したサービスは多数存在するが、同社はDRM技術を用いた海賊版や不正コピー対策サービスを主力製品として保有しており、これまで、海賊版や不正コピーを行う悪質なユーザーとの戦いの歴史を積み重ねてきており、そのノウハウを活かした専門担当者による手作業を含む診断作業がサービスの差別化ポイントだという。

《水田 知里》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  2. 日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」

    日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」PR

  3. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  4. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  5. 未知の脆弱性を 15 個発見 ~ GMO Flatt Security の RyotaK 氏「Meta Bug Bounty Researcher Conference 2025」で世界 1 位

    未知の脆弱性を 15 個発見 ~ GMO Flatt Security の RyotaK 氏「Meta Bug Bounty Researcher Conference 2025」で世界 1 位

ランキングをもっと見る
PageTop